「ちりとてちん」?
実は落語の演目です。三味線の音色から取られた“微妙な”食材(?)「ちりとてちん」。
噺家の目から見た“食”の話題を取り上げてもらいます。さて、どんな話が飛び出すのやら・・・

「わいわいワイン会スペシャル」

 清八でございます。

18年前から拙宅で続けてきた「わいわいワイン会」の15回目は、11月12日(日)の開催となりました。今回は、このSalt.comの読者からは「そんなん、ずっこいわ」と言われるような内容となりました。私たち夫婦が懇意にさせていただいているエピファニーのマダムとシェフ、フラスカティのシェフ、そしてSalt.comの水谷編集長をお迎えすることができたのです。たまたま、エピファニーさんの臨時休業の日程に合わせて、フラスカティさんのシェフが参加できるようになりました。参加メンバーが18名に到達してしまった為、テーブルセッティングが出来ず、テーブルの天板だけにしました。

 当日は、エピファニーさんからの的矢の生牡蠣が一人3個、フラスカティさんは、牛肉のカルパッチョ(ルッコラとパルミジャーノを添えて)、野菜のバーニャカウダ、ローマ風トリッパの煮込みというご提供がありました。当方で用意したのは、きのこサラダと馬刺し、生寿司の盛り合わせだったのですが、さらに、メンバーの一人、元イチビキの研究員から山菜きのこ汁、蚕のご提供もありました。

 今回のワインですが、高山市の坂本酒店さんの選ばれたドイツの白、赤、イタリアの白、フランスの白、赤、そしてベルギービール2種という組み合わせにしました。このような組み合わせは、どこのレストランでもワイン会でもしないと思いますが、あえて試行してみました。プロのソムリエに対して、たいへんに失礼ではあったと思います。

1. 2004 Piesporter Goldtropfchen Q.b.A
  葡萄品種:リースニング
中部モーゼルの銘醸地ピースポート村の、最上級畑「黄金の雫」のワイン。フレッシュで軽やか、酸と甘さのバランスが秀逸です。
2. 2005 Maranfusa Catarratto Bianco
  葡萄品種:カタラット
シチリア島の地葡萄であるカタラット種を使ったデイリークラスの辛口ワイン。爽やかさの中に豊かな果実味・コクを感じます。
3. 2004 Chateau Thieuley Blanc
  葡萄品種:ソーヴィニオン、ブラン、セミヨン、ミュスカデル
ボルドーの白ワイン、洗練された綺麗なフルーティーさを持ち、まろやかさもあります。控えめながら、魅力的な香りがします。
4. 2004 Merlot Trocken
  葡萄品種:メルロー
ドイツでは珍しい赤ワインです。メルロー種らしい穏やかでキメの細かいタンニンは、優しいマイルドな飲み口で、重すぎず、軽すぎない、絶妙な味わいです。
5. 2005 Vin de Pays D`oc Pianot Noir
  葡萄品種:ピノノワール
ブルゴーニュ地方のピノノワールは高嶺の花(高価)なのですが、これはランドック地方のピノノワールです。
6. Lanbic Belle-Vue KRIEK
  原材料:麦芽、小麦、ホップ、さくらんぼ
さくらんぼを漬け込んだビールです。深みのある赤色に、ほのかにピンクの泡、爽やかで甘酸っぱい香りが魅力的です。
7. Lanbic Belle-Vue Framboise
  原材料:麦芽、小麦、ホップ、木苺
木苺を漬け込んだビールです。クリークより甘酸っぱく感じます。

 このような豪華なワイン会を開催でき、ワインも料理も完食していただけた事に感謝、感謝でした。これまでの「わいわいワイン会」でも複数国のワインに多国籍料理を組み合わせてきました。商売でやってきたわけではありませんので、私たちが実際に味わって興味を持ったワイン・ビール・日本酒などと多国籍料理との組み合わせで楽しんできたのです。確かに、東京や大阪、京都に行けば存在している料理店は多いのですが、地方ではなかなか難しい組み合わせです。しかも、かなりの費用が必要になりますね。嗜好と宴席、ワイン大好きのたくさんの仲間によって、これまで継続できています。

 「わいわいワイン会」のタイトルどおり、愉快な仲間が集まっての「わいわいがやがや」の楽しい会です。単なるホームパーティではなく、アルコールと料理の組み合わせを楽しんでいければ幸いです。

2006.11.21


34年間、お付き合いしている長野市戸隠の森の喫茶店です。


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