「ちりとてちん」?
実は落語の演目です。三味線の音色から取られた“微妙な”食材(?)「ちりとてちん」。
噺家の目から見た“食”の話題を取り上げてもらいます。さて、どんな話が飛び出すのやら・・・

「地域寄席から打上げ、そして吉田山大茶会の話になりました」

 清八でございます。
ごぶさたでございました。遅まきながら、先月の台風と停電の影響はいかがだったでしょうか。拙宅の庭木も林も、会社の庭木も想定外の被害があり、後片付けの日々でした。6月24日に愛知県民の森の滝廻りをしてきたのですが、暴風雨による被害を目の当たりにしました。ところで、この公園内にモリトピア愛知という宿泊・入浴施設があるのですが、食堂のメニューにはワンコインの「地玉子丼」があります。いくらハイキングの後でもというボリュームです。機会がありましたら試食してみて下さい。さて、一年に一度、「別冊ちりとてちん」として掲載していただいております、新居町内のお寺で30年間続けている「本果寺寄席」の第64回目を6月3日の夜、開催させていただきました。今回の出演は、浜松出身の瀧川鯉昇師匠と同じく浜松出身の女流講談・田辺一邑師(写真①)のお二人で講談と落語の会として楽しんでいただけました。今回は日曜日の夜席になりましたので、何と豊橋のフラスカティご夫妻と娘さんお二人で来ていただけたのです。今回も客入れの際、岩手県の菓子メーカーから取り寄せた「負けるな岩手(のだ塩×桑茶)」(写真②)を配給させていただきました。昨年は、福島県の菓子メーカーから取り寄せた「桑茶飴」でした。今回は、うれしい差し入れがありました。フラスカティさんからの料理三皿とパン・チーズです。(写真③)しかも、休日なのにお店で仕込んで持参していただけたのです。終演後の打上げのテーブルは、レストランのようで、田辺一邑師には、「これが毎回ではありませんから」と言い訳しておきました。本当にありがとうございました。

   
写真①   写真②   写真③

写真④

 6月17日(日)、梅雨の晴れ間、久しぶりに京都へ行ってきました。前日が大雨でしたので、今回は日帰りとなりました。吉田屋料理店さんは元々昼間の営業はないし、もっとも日曜定休で日・月連休もあるとのことなので、今回はあきらめました。同じ「吉田」でも「吉田山」の吉田神社に行ってきたのです。昨年、吉田屋料理店さんのブログで6月に吉田神社の境内で「大茶会」(写真④)が開催されており、好評だったと知ったからです。豊臣秀吉が開催した北野大茶会より500年、21世紀版の大茶会を定期的に開催する目的で、一昨年から年一回開催され、今年が三回目ということでした。

写真⑤

境内に仮設の小屋やテントを設営、緑茶、紅茶、烏龍茶、韓国茶、ルイボスティ、チャイ、桑の葉茶、ほうじ茶、煎茶などなど、世界中の銘茶が揃えられ、思い思いのブースで楽しむことができるようになっていました。(写真⑤)

境内に上がってすぐ、中国茶のブースから声をかけられたので500円で経験させていただきました。1990年シンガポールで創立された「留香茶芸…リュウシャンチャゲイ」です。講師は上級指導教師の堀井美香さん(写真⑥)とわかりました。茶船の上に、茶盤で温められた聞香杯という香りを楽しむ茶器(向かって右側)と口をつける盃杯(向かって左側)を使って丁寧に説明してもらいながら香りと旨みを味わいました(写真⑦)。左奥にあるのがお菓子で、台湾で有名なパインケーキで「請用点心…チンヨウテンシン…お菓子もどうぞ」なのだそうです。境内の中央箇所には見たような暖簾がありました。天竜の「カネタ太田園」さんのブースです。(写真⑧)五人掛けの縁台は行列ができていましたが、やっと座れて、お煎茶を冷水で一煎、冷ましたお湯で二煎いただきましたが、とても甘かったです。次は、韓国の抹茶席に行ったのですが、14時半のお席を予約して(こちらも500円でした)、トルコのチャイとインドのチャイのブースへ、お国柄でそれぞれの味わいがありました。

   
写真⑥   写真⑦   写真⑧

予約時間まで、お隣の京都大学でランチすることにしました。「ちりとてちん・その62」で、2006年12月にご紹介させていただきましたが、京都大学正門入ってすぐ左側の「カンファーラ」です。日曜日もランチは営業されております。メニューもお値段も当時と変わらず、週替わりランチとパスタランチが577円、今回は京大名物「総長カレー(シーフード)」(写真⑨)682円と「セイロン風チキンカレー」(写真⑩)787円をいただきました。日曜日は百万遍の食堂街もお休みになるので、このレストランは満席状態でした。

   
写真⑨   写真⑩  

さて、予約しておいた韓国のお抹茶席に戻りました。(写真⑪、⑫)日本のお抹茶席では和服ですが、チマ・チョゴリです。当然、立膝でのお点前となります。大茶会というイメージから高級料亭やホテルでのお席を勝手に想像してしまいがちですが、現代版の野立てのような雰囲気で主流派にこだわらないお茶文化の普及という意味では素晴らしいイベントだと思いました。なお、来年は入梅前の6月1日・2日の予定だそうです。ご興味のある方は、ぜひ、ご参加下さい。こうして、吉田神社と京都大学を行ったり来たりの4時間があっという間に過ぎてしまいました。

   
写真⑪   写真⑫  

写真⑬

この後は、シーズンオフで静かな哲学の道を散策して駅に戻ったのが17時過ぎでした。早めの夕食(晩酌)に選んだのが、京都市下京区烏丸通塩小路下る東塩小路町901の「はしたて」さん(写真⑬)でした。このような京都の地名で書くと、大層な料亭のようですが、JR京都スパコ三階に入っている京都和久傳さんの直営のリーズナブルなお店です。酒の肴に、鱧の落としを期待して入ったのですが、あまりの暑さにお昼の時間帯に終了してしまったとのこと、残念でした。そこで、今回は夜限定メニューから「煖々コース」をいただきました。先付け(写真⑭)・お造り・ひとり鍋・ご飯又はにゅう麺・デザートのコースでした。ひとり鍋の具は三種類で週代わりのようです。今回は、「桜鯛」と「油目」(写真⑮、⑯)にしました。お出汁は、やはり京都和久傳、今回は、にゅう麺とちりめん山椒ご飯にしましたが、次は雑炊にしようと思いました。今回も二回分で、すんませんでした。

   
写真⑭   写真⑮   写真⑯

日中文化交流サロン http://www.gancha-bou.co.jp/
カンファーラ http://www.s-coop.net/shop_info/yoshida_head/
はしたて http://www.wakuden.jp/shop/hashitate/

2012.7.5


34年間、お付き合いしている長野市戸隠の森の喫茶店です。


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