「ちりとてちん」?
実は落語の演目です。三味線の音色から取られた“微妙な”食材(?)「ちりとてちん」。
噺家の目から見た“食”の話題を取り上げてもらいます。さて、どんな話が飛び出すのやら・・・

「糸満市のお魚センター、ロバのパン屋さん、そしてうちなんちゅー割と続きました」

清八でございます。また一か月間、ごぶさたしてしまいました。

 11月28日から30日まで、久しぶりに沖縄に居りました。ANAマイレージで格安航空チケットと座席を確保したのですが、セントレア発8時25分発のため、浜松西ICからのe-wingバスは、5時35分でした。7時15分に空港に到着したところ、出発ロビーは長蛇の列、保安検査場では優先レーンを通してくれました。

 沖縄行の機内オーディオの落語は、笑福亭鉄瓶さんの「阿弥陀池」でした。鶴瓶師匠のお弟子さんなのですが、「てつびん、ではなく、てっぺいです」と何度も言うてました。5分遅れの10時50分、那覇空港に無事到着となりました。お迎えの車に乗り、一路、糸満市内へ。実は、妹の家族が暮らしているのです。西崎町の「てぃーだ建築設計室」へ向かいました。この会社は妹の旦那(義理の弟です)が設立、今では家族三人の家業となっているのです。とりあえず、ランチという時間になったので、すぐ近くにある日本最南端の道の駅「道の駅いとまん」の敷地内にある「お魚センター」(画像①)で仕入れることにしました。たぶん観光客の方々が熱帯魚を想像される赤や青の魚が並べられているのですが、お刺身ですから色は着いておりません。生牡蠣もエビフライもマグロカツもありました。(画像②)お隣には、カマボコ屋さん(画像③)もありました。いろいろと仕入れて、オリオンビール四兄弟(画像④)も揃いました。これが28日のランチ(画像⑤)でした。お腹いっぱいになって、さぁ出発、今夜の宿泊先、恩納村のANAインターコンチネンタルホテルに向かいました。途中、読谷村の住宅街に5年前にオープンされて、ネット上でも話題となっている「パン屋水円」(画像⑥)に連れていってくれました。沖縄の古民家をご夫婦で改装されたとかで、なかなかのアジアの雰囲気でした。裏庭には、ロバの「わらちゃん」がいて、癒しの空間となっているようです。さて、そのパンですが、酵母パンでしっかりと焼いてありました。いちじくとくるみ、シナモンロール、ライ麦パン、どれもこれも食べてみたくなるような表情をしていました。(画像⑦)ランチの後だったので、ドリンクをいただいたのですが、本物のジンジャーエールでした。敷地内には、猫もウサギもニワトリもいて、正にブレーメンの音楽隊でした。(画像⑧)この店内の小座敷で一家団欒されているご家族がおられました。いいですよ。島の林の中で暮らすという幸せを感じさせてくれました。このパン屋さんについては、「@Premium」8月号に、「極上パン屋」として紹介されていました。まだ、バックナンバー入手可能なので、ご興味がありましたら探してみて下さい。ホテルにチェックインの前に、世界遺産の座喜味城跡(画像⑨)を歩きました。琉球王国のグスクの一つで、石垣の上から海岸線を見渡すと、遥かな次代の王国の姿をイメージさせてくれます。

 さて、今夜の宿での夕食をご紹介します。チャイニーズダイニング「花梨」でした。このコース料理ですが、実は、ホテルのホームページには掲載されておりません。直接、フロントに問い合わせしても教えてはいただけません。「うちなんちゅー割引コース」といって、沖縄県民限定のコースなのです。当然、妹家族と同宿泊・同席という条件はクリアーできております。元々、沖縄県内のリゾート施設は観光客用なので東京のコスト・物価で建築され利用料金設定されているのです。ご存じのように最低賃金が一番安い沖縄県民はプライベートでは宿泊も食事も難しいのです。そこで、今年だけではなく以前からこうした割引制度があり、経験できるようになっていたのです。当然、沖縄県民としての証明書は必要となりますが。今回のコース料理も定価では、はたして、どのくらいの設定になっていたのでしょうか。「ゴーヤーの干し海老ドレッシング和え」(画像⑩)「広東風盛り合わせ前菜」(画像⑪)「県産モズク、キヌガサタケ、干し貝柱のスープ」(画像⑫)「アワビ、貝柱、エリンギの葱生姜炒め」(画像⑬)「アオリイカのスパイシーガーリック炒め」(画像⑭)「オマールエビのチリソース煮」(画像⑮)「県産和牛肉の煎り焼きとフォアグラのパン粉揚げ黒胡椒ソース」(画像⑯)「ズワイ蟹のチャーハンとシャンタンスープ」(画像⑰)「サクナのシャーベット」(画像⑱)完食しました。このコースに8年物の紹興酒で通しました。サクナとは、長命草のことです。沖縄ではお造りのツマに大根が流通される前は、このサクナでした。カロテン、ビタミンC、カリウム、カルシウム鉄分などホウレンソウを上回るため漢方薬の材料として使われています。石鹸や化粧水などスキンケアに詳しい方はご存じだと思います。

先ずは、沖縄噺Part1でございました。

画像① 画像② 画像③
画像④ 画像⑤ 画像⑥
画像⑦ 画像⑧ 画像⑨
画像⑩ 画像⑪ 画像⑫
画像⑬ 画像⑭ 画像⑮
画像⑯ 画像⑰ 画像⑱

道の駅いとまん http://www.okinawa-itoman.jp/kanko/buy.html

パン屋水円 http://www.suienmoon.com

座喜味城跡 http://www.vill.yomitan.okinawa.jp/facilities/post-14.html

2015.12.14 清八

 


34年間、お付き合いしている長野市戸隠の森の喫茶店です。


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