「ちりとてちん」?
実は落語の演目です。三味線の音色から取られた“微妙な”食材(?)「ちりとてちん」。
噺家の目から見た“食”の話題を取り上げてもらいます。さて、どんな話が飛び出すのやら・・・

「ボルドーワインツアー その4」

 清八でございます。ごぶさたでした。

 ボルドーのシャトー巡りツアーの三日目、2月28日(土)、今日はフランスでもっとも美しいといわれているサンテミリオンの見学と二箇所のシャトー巡りです。ボルドー市内のホテルから約1時間、葡萄畑を左右に小高い丘にバスが停車すると、中世の小さな建物と石畳の町に到着です(写真①)。さっそく、案内所の地図(写真②)で散策開始の自由時間なのですが、実は私達だけ村の郵便局へ直行しました。円をユーロに両替するためなのです。ボルドー市内に両替所があると思い込んで、空港ではとりあえず必要な額のみ両替しただけでしたので、不足してホテルフロントで頼んだところドルとの両替のみと断られ、ホテル前のショッピングセンターの相談コーナーでは、去年までは対応していたけど今年はダメと断られ、銀行へ行く時間はバスの出発時間でダメと、ガイドさんに相談したところ、郵便局ならできるだろうと望みを抱いての交渉でした。添乗員さんの通訳では、「ここは郵便局よ。何で両替に来たのよ」というご返事だったようです。それでも、郵便局のマニュアルに両替できると書いてあったからと再交渉してくれて、「一応、マニュアルを見てみるわね。あらっ、確かに書いてあるわ。それなら、してあげるわ」それから、手書きの書式を探してくれて手書きで作成、対応していただけたのですが、シャトー巡り以上の貴重な経験ができたと喜んでいます。

写真①
写真②
写真③

 他のメンバーと合流して、モノリス(一枚岩)教会(写真③)と地下聖堂の見学です。この教会は、9世紀から15世紀にかけて岩壁を削って造られた建物でこの村の世界遺産のシンボル的存在となっています。地下水脈の変化によって侵食が続き、今では大掛かりな補強材(写真④)が入っていましたが、あと数年で撤去できるとのことでした。

写真④
写真⑤
写真⑥

 さて、ここサンテミリオンでのシャトーは、「Chateau Franc Mayne(シャトー・フランク・メイヌ)」(写真⑤)でした。試飲させていただいたのは、「Grand Cru2002(写真⑥)」 「Grand Cru Classe2002(写真⑦)」の2本、どちらも血のような赤でアルコール高めでした。どちらもメルロー種90%カベルネ種10%の葡萄畑から作られています。写真⑧が葡萄畑の下の貯蔵所出入り口ですが、石灰層の上に土壌が乗っているような地層が理解できました。ランチの後、二箇所目のシャトーは「Chateau Contenac(シャトー・コンテナック)」(写真⑨)です。こちらの葡萄畑もメルロー種75%カベルネ種25%で見事に砂と砂礫、砂粘土でした(写真⑩)。今回の試飲ワインは、「Selection Madame2006」(写真⑪)、これも熟成され樽の香りが残る濃い赤でした。

写真⑦
写真⑧
写真⑨
写真⑩
写真⑪
写真⑫


 今回の最後の写真⑫、シャトーの庭にぽつんと置かれていた壊れた荷車ですが、何か存在感がありました。

2009.5.7


34年間、お付き合いしている長野市戸隠の森の喫茶店です。


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