「ちりとてちん」?
実は落語の演目です。三味線の音色から取られた“微妙な”食材(?)「ちりとてちん」。
噺家の目から見た“食”の話題を取り上げてもらいます。さて、どんな話が飛び出すのやら・・・

「名古屋・柳橋市場に通って、三年目の大公開」

 清八でございます。ごぶさたしております。サッポロラガービール「赤星」をご存じでしょうか?一般の小売は、されていないので、ご存じないとは思いますが、酒屋さん、居酒屋、飲食店さんは、ご存じですよね。この「赤星」大瓶を税込み590円で提供してくれているお店があります。残念ながら浜松ではありません。2015年12月「ちりとてちんNo.143」で書かせていただいた、名古屋市・柳橋市場で2015年6月のオープン以来、予約の取れないお店になってしまった「天ぷら小島」さんなんです。ビールは、他に生のエーデルピルスしかありません。サッポロアルコールフリーはありますが、基本的にアルコールドリンクと天ぷらのお店なんです。焼酎、ウィスキー、ワインも本格的に揃えられております。私たち夫婦は、昨年12月から二ヶ月置きに伺うというペースになってしまいました。土曜日が無理ならば金曜日でも月曜日でも仕事を調整して足を運んでおります。ひょっとしたら、あまりの人気と売上げで場所を変えられて、客単価も大幅に上がってしまい敷居が高くなってしまう危惧があるのですよ。名古屋人の台所、柳橋市場・マルナカ中央市場総合食品センターの中にあります。(画像①)馬蹄型のカウンターがあって、その周りにパイプ椅子と四人テーブルが10、置かれています。その周りは、他のお店です。トイレは、市場の共同トイレがあります。冬場だと、寒さ対策でぐるりとビニールカーテンで囲われています。営業時間は、朝8時から昼2時まで、夜の部は17時30分から22時までで、日曜・祭日休みです。柳橋市場内での食材ですから、市場が休みだと仕入れができないからなんですね。朝から昼過ぎまでは、ランチタイムで、基本、定食のみで、野菜天定食690円、お好み天定食790円、穴子天定食890円ですが、時間帯とその日の込み具合で単品も追加できるようです。定食を頼む方で、ごはんと汁もの抜きで、天ぷらのみにして、朝から、シャンパン・ワイン・ビールもOKです。夜勤明けの方、出張で昼から長距離移動、もうこのお店から出たら、仕事しない、考えないという方がたくさんいらっしゃるそうです。私たちは基本、夜の部で17時30分か18時に予約して出かけております。この「ちりとてちん」をお読みになって、行きたいと思われた方は、絶対に予約して下さい。その日の仕込みがありますので、例え、先客が早めに帰られて席が空いていても断られます。週末は、名古屋駅周辺の大手社員の方々、出張の方々がたくさん詰めかけておられます。何十人と、お断りされているのを毎回、目にしております。夜の部は、楽しいですよ。「赤星」瓶ビールから始まって、グラスシャンパン、ボトルワイン、締めに、エーデルビルスの日もありましたね。夜のメニューは、天ぷら以外に魚介類、刺身の五種盛り、その季節のカルパッチョ、生牡蠣、鱧の湯引き、玉子焼き、枝豆、酒盗入りポテトサラダ、トマトスライス、締めのライス、いくら丼、天バラ丼、アオサ汁があります。
7月21日(金)18時予約、5分前カウンターに着席後のメニューです。「赤星」瓶ビール2本、カベルネソーヴィニオン赤ボトル1本、「ホヤとわかめの酢の物」(画像②)「北海道産の岩牡蠣4個」(画像③)そしてシェフお薦めの天ぷら5種セットから、「穴子天」(画像④)、「海苔の天ぷらイクラ本わさびのせカナッペ」(画像⑤)、「穴にフォアグラを詰めたレンコン天」(画像⑥)、「稚鮎」(画像⑦)、「牛ヒレ」(画像⑧)でした。この後はアラカルトで注文です。「万願寺とうがらし」(画像⑨)「パルミジャーノをふりかけたアスパラガス」(画像⑩)「ちくわ」(画像⑪)そして、「ゴルゴンゾーラと合わせた肉厚しいたけ」(画像⑫)。締めは、二人でいくら丼(画像⑬)とアオサ汁(画像⑭)を一人前頼みました。以上、17時55分から19時50分まで、カウンター席からシェフのお手元を見ながら愉しい時間を過ごさせていただきました。この小島シェフは、イタリアンを修行されていた方ですから、魚介類、野菜の素材を非常にうまく天ぷらにされています。それぞれの一工夫に関心させられて口に入れるのを躊躇する一品もあります。また、油の選択と油の管理が優れています。朝8時から夜22時まで、どの段階で継ぎ足し、または替えるのか、すごく興味があります。今回の支払いは、二人で税込10,800円でした。しかも、交通費は名古屋往復きっぷが一人1,860円(豊橋~名古屋)帰りが遅くなって新幹線に変更しても、プラス510円。土曜日なら、往復きっぷが1,540円、新幹線が390円で利用できるのです。浜松、豊橋市内で天ぷらをカウンター席でアラカルトで頼んで、ビールのんで、ボトルワイン飲んだら、税込一人10,000円以上になるのではないでしょうか。しかも、場所によってはタクシー代も加わるかもしれません。名古屋の駅周辺も二、三か月に一度だと、刻々と変化していく様子が見えて、こちらの楽しみ方も見つかりました。このSalt.comでは、豊橋のお店も登録されていますので、もう少し足をのばしてみませんか、というご案内でございました。名古屋言葉、八丁味噌、きしめん、あんかけスパがお気に召さない浜松っ子の居酒屋・飲食店のオーナーまたはシェフ・板前さん、お勉強だと思って一度訪問してみて下さい。今後のメニューづくり、お店づくりにプラスになることはあってもマイナスになることは皆無だと思います。

 

画像① 画像② 画像③
画像④ 画像⑤ 画像⑥
     
画像⑦ 画像⑧ 画像⑨
     
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画像⑬ 画像⑭  
     

天ぷら小島 http://www.tenpura-kojima.com/

2017.7.28 清八



34年間、お付き合いしている長野市戸隠の森の喫茶店です。


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