「ちりとてちん」?
実は落語の演目です。三味線の音色から取られた“微妙な”食材(?)「ちりとてちん」。
噺家の目から見た“食”の話題を取り上げてもらいます。さて、どんな話が飛び出すのやら・・・

「透明人間の食事から、昼呑み・夜呑み豪華ツアーの話になりました」

 

 清八でございます。

 9月9日(水)は、ユナイテッドシネマ豊橋で「見えない娘 THE INVISIBLES」を観てきました。14時上映回で観客6人でした。三人目の娘が透明人間で生まれてきて、母親を亡くした後、離島で父親と三姉妹がひっそりと暮らしてきたが、実祖母に逢うため、東京を目指すロードムービーでした。設定は面白いのですが、脚本と演出が平坦?すぎて、面白さが半減でしたね。残念でした。以上は、当日にX投稿しました。この映画では、基本的に声や周囲の人物の反応によってこの娘が存在しているという描き方で、観客の想像力に委ねる演出でした。かなり前でしたが「透明人間が食事をしたら、食べ物は透明になるのか?」という疑問から「透明人間の告白」を読んだことがありました。この作品では、食べ物が口から食堂、胃へと進み、消化される様子が描かれていました。小説なので、このような表現でいいのでしょうが、映画・映像となると困りますね。(画像①)

 


(画像①見えない娘 THE INVISIBLES)

 9月25日(金)は、「暮しの手帖」44号の発売日でした。今号の特集は「お腹がすいては漫画は描けぬ」からスタートでした。「じゃあ、あんたが作ってみろよ」の作者・谷口奈津子、「深夜食堂」の作者・安倍夜郎、「おばけのおいしいひと休み」の作者・のもとしゅうへい。人気作家3名による描き下ろし漫画と、それぞれの思い入れのあるレシピが掲載されていました。安倍夜郎の「幸せのひと皿」は、「故郷・高知に伝わるとろろ汁」でした。昆布と魚(アジ・タイ・タチウオなど)骨も身も一緒に似てダシをとり、日本酒・醤油・みりん・塩でお吸い物より少し濃いめの味付けにします。ダシをとつた魚の身をほぐして、すりこ木でつぶしながら練り込みます。直前まで火にかけ、グラグラに煮立たせたダシを少しずつ加えて、ドロドロとサラサラの中間位になったら出来上がりです。まさに大人向けのレシピでした。

 120頁の「暮らしのヒント集」に掲載されていました。「かばんの中に使わないものが入ったままで、重くなっていませんか?定期的に点検すれば中身がすっきりして、必要なものがさっと取り出せます。」正にその通りなんです。8月にこれまで10年近く使い続けてきたモンベルのショルダーバッグのファスナーがいよいよダメになり、他の部分も破れてきたので他社のショルダーバッグに買い換えました。ところがモンベル製より一回り大きいため、必要なものがさっと取り出せなくなってしまいました。

 また、「行ってみたい国や地域があれば、試しにその土地の料理を作ってみてはいかがでしょうか。歴史や文化も垣間見えて、家に居ながらにして異国情緒を味わえます。」旅行代金、特に海外旅行代金が上がってくると、こうした経験が増えていくのでしょうね?(画像②)

 


(画像②暮しの手帖)

 

 9月27日(日)~29日(火)、二泊三日の「京都と有馬温泉」というバスツアーに参加してきました。主催は「こいのぼりの会」で、浜松出身の大真打落語家を51年間お手伝いさせていただいている「瀧川鯉昇後援会」のメンバーが大半でした。2024年1月20日、私が投稿しているnote記事に「本果寺寄席の10年(1982.10.30~1992.9.15)と瀧川鯉昇師匠 Part.1」に詳しく書かせていただいたのですが、鯉昇師匠とは51年間のお付き合いになりました。私の戸籍年齢は72なので21歳から続いている関係になります。1975年12月29日、浜松市の田町公会堂で「第一回楽輔・柳若勉強会」がスタートしました。前座時代の柳亭楽輔さん、そして春風亭柳若さんの勉強会でした。この「春風亭柳若」が現在の瀧川鯉昇師匠なんです。1977年からは後援会も発足したのですが、会則も会費も無いまま現在に至っております。「雅落語会」「とし平落語会」「浜松寄席」「瀧川鯉昇独演会」「奥山落語会」などなど、浜松市内で開催される落語会のスタッフ又はお客として90%は参加してきたと思います。

 コロナ禍の前から「打上げ」の酒の肴としては毎回のように「一泊旅行」とか「温泉旅行」の話が出ては消えておりました。会員の平均年齢が73歳以上となり、長時間のバス移動、バス駐車場から見学地への歩行移動、座布団席での宴会が困難となっている状況で企画され、実現されたのです。

 9月27日(日)8月45分、浜松市アクトシティ南バス乗り場集合、9時出発予定でしたが、何しろ平均年齢73歳以上なので、8時30分には参加者全員27名が集まりました。三方原PAから高速に乗った段階で、主催者である鯉昇師匠の挨拶と企画・予約担当からスケジュールが発表されました。その後、すぐに生ビールとつまみセットが配られ「乾杯」が始まりました。そうそう、主催者挨拶には「全員、お年がお年ですから、休憩、休憩までの走行時間を短くして、トイレにすぐ行けるようにしました。もし、無理な方のために、簡易トイレも用意してあります。ご使用の場合は、後ろの席でお願いします」。そのお言葉のとおり、刈谷PAでトイレ休憩、土山SAでトイレ休憩でした(画像③)。京都東ICから円山公園の市営駐車場へ、昼食宴会は、すぐ近くの「祇園・円山かがり火」さんの「祇園弁当」(画像④)でした。天ぷら・焚き合せ・だし巻き・生ゆばのお造り・胡麻豆腐・田楽・吸物・ご飯、でした。当然のようにビール・日本酒が運ばれてきて、師匠が紹介されながら全員の顔合わせが始まりました。バス内での小宴会後なので食は進みませんでした。



(画像③京都と有馬温泉バスツアー)


(画像④祇園弁当)

 

 14時30分、バス移動で、今晩のお宿「エクシブ京都・八瀬離宮」に15時30分に到着しました(画像⑤)。バスにスタッフが乗り込んできて、ホテル利用の注意があり、各自にルーム・キーが配られました。この会員制ホテルは各部屋が自動施錠ではなくルーム・キーを使用するシステムなんです。何と、地上4階・地下3階で、客室210室、大浴場も素晴らしいのですが、館内がまるで迷路のようになっているためか、自動施錠では無いんでしょうね。

 


(画像⑤エクシブ京都・八瀬離)

 

 夕食宴会は、18時30分から全員で「薬膳中華料理コース」(画像⑥)でした。今夜も鯉昇師匠のあいさつ(画像⑦)、乾杯で始まりました。そうそう、今回のツアーにはお弟子さんの春風亭柳雀師匠が同行されていました。鯉昇師匠の食が細いのでお隣でサポートされていました(画像⑧)。実は、浜松出身の鯉昇師匠なんですが、お若い頃から鰻、刺し身、がダメで、銀座のカウンターのみのお寿司屋さんに招待されても、ビールとかっぱ巻きという、実に贅沢な方なんです。そのため、拙宅での打上げには、鰻、刺し身は用意できなくて、同行の噺家さん達にもご提供できませんでした。「別冊ちりとてちん」で宣伝させていただいてますが、11月29日(日)の第106回本果寺寄席は「瀧川鯉昇・春風亭柳雀の親子会」なのです。蟹肉入りふかひれスープ(画像⑨)は、かなりのボリュームでした。あわびのXO醤強火蒸し(画像⑩)は、美味しかったけどもう少し欲しかったです。黒毛和牛のローストビーフ淡路玉葱ソース(画像⑪)のバランスが絶妙でした。

 


(画像⑥薬膳中華料理コース)


(画像⑦鯉昇師匠)


(画像⑧春風亭柳雀師匠が同行)


(画像⑨蟹肉入りふかひれスープ)


(画像⑩あわびのXO醤強火蒸し)


(画像⑪黒毛和牛のローストビーフ淡路玉葱ソース)

 

 28日(湫月)の朝食は和洋中ビュッフェでしたが、昼食宴会が12時からなので、かなりセーブしました。ホテルを出発して、今回唯一の見学場所が「臨済宗 天龍派の大本山 天龍寺」に到着しました。予定では駐車場にバスを停めて歩いて移動だったのですが、寺内の駐車場を利用させていただけました。法堂の「雲竜図」特別拝観中で、小川総務総長さんのご説明を45分に渡って聴くことができました。この「雲龍図」は加山又造画伯によって法堂の天井中央、直径9メートルの円相の中に描かれた龍は「八方睨み」と描かれています。

 予定の時間を少し遅れて今日の昼食宴席は嵐山の「湯豆腐嵯峨野」さんでした。(画像⑫)「湯豆腐定食」(画像⑬)でしたが、このお鍋のお豆腐が三人前の量でした。これは、昼食としては、かなりヘビーでした。(飲まなければいいのですが、各テーブルで宴席になっていました。)

 


(画像⑫湯豆腐嵯峨野)


(画像⑬湯豆腐定食)

 

 鴨川西ICから西宮山口南ICまで移動、今晩のお宿は「エクシブ有馬離宮」(画像⑭)でした。このツアーの発端は、この有馬温泉だったようです。みなさん、お若い頃の夢は、温泉に入って酒を飲んで、宴会して、また、温泉に入るという生活を夢見ていましたからね。このホテルは館内が迷路のようにはなっていなくて大浴場にも行きやすかったです。さて、今晩の夕食宴会も全員で「和食コース」(画像⑮)でした。お造りの「愛媛県産真鯛 伊佐木焼〆」(画像⑯)、「沼島近海産鱧のハモカツと松茸フライ」(画像⑰)、兵庫県産牛ロースせいろ蒸し(画像⑱)、はワインによく合いました。〆の「有馬華暦オリジナルブレンド米で炊いた栗ご飯と赤だし」(画像⑲)は、飲んだ後でも味わえました。

 


(画像⑭エクシブ有馬離宮)


(画像⑮和食コース)


(画像⑯愛媛県産真鯛 伊佐木焼〆)


(画像⑰沼島近海産鱧のハモカツと松茸フライ)


(画像⑱兵庫県産牛ロースせいろ蒸し)


(画像⑲有馬華暦オリジナルブレンド米で炊いた栗ご飯と赤だし)

 

 29日(火)の朝食は、ブュッフェではなく、離宮和食食膳(画像⑳)でした。こんな流れで(画像㉑㉒)運ばれてきました。ビュッフェだと、お皿やトレイを重く感じたり、滑ったり、こぼしたりがあるので、こうしたお一人様御前の方が食べやすいかもしれません。おいしゅうございました。

 


(画像⑳離宮和食食膳)


(画像㉑)


(画像㉒)

 今回、画像が多くなって、ごめんなさい。この日の昼食は、帰りは浜松駅から運転の方も居て、宴席にはなりませんでした。それに、ホテル出発が10時15分で、昼食は石山寺門前「淡味の膳処・洗心寮」での「近江牛すき焼き定食」(画像㉓)でした。この昼食の後は、バス内で寝て帰るだけという状態になりました。「昼呑み・夜呑みの豪華ツアー」、久しぶりの暴飲暴食で体重は3キロ?増え、γ-GDPも血糖値もHbA1cも上がってしまったと思います。35年位前の浜松市内での落語会の打上げは夜9時半過ぎでした。奥山での落語会は10時過ぎでした。その頃の酒量に比べたら、平均年齢的には半分以下になっていたと思います。たまたま、10月5日で定期的な血液と尿検査の検査日だったのですが、「正常値」でしたよ。

 


(画像㉓近江牛すき焼き定食)

 

 

2026.10.28 清八





Copyright © 2026 Salt.com All rights reserved.