「ちりとてちん」?
実は落語の演目です。三味線の音色から取られた“微妙な”食材(?)「ちりとてちん」。
噺家の目から見た“食”の話題を取り上げてもらいます。さて、どんな話が飛び出すのやら・・・

「南三陸の鉄旅 その弐」

 清八でございます。おはよござりやす。
 10月13日、14日、15日と、気仙沼、盛岡、一ノ関と廻ってきました。二日目は、ホテルでの朝食後、気仙沼駅(画像①)から9時09分発で盛駅に向かいました。大船渡線なのですが、3.11以降不通となり、2013年3月2日からBRT(バス高速輸送システム)が運行されています。(画像②)盛駅までは19駅でしたが、海岸沿いの堤防を見ながら、盛り土の住宅予定地(画像③)を通り、途中、あの奇跡の一本松(画像④)があり、陸前高田では全壊し閉校となった陸前高田市立気仙中学校の校舎(画像⑤)を目の当たりにしました。なお、現在の一本松は保存作業後のレプリカで、幹のくり抜きは愛知県弥富市内で行われたとのことでした。気仙中学は、本年4月から市内の第一中学校へ統合されたそうです。

 そして、10時17分に盛駅(画像⑥)に着きましたが、コンビニも無く、三陸鉄道南リアス線・釜石行の10時55分まで待合室で待っているだけでした。自分へのお土産に乗車記念スタンプ(画像⑦)を押しました。釜石までは9駅、11時48分に着きました。駅には立ち食い蕎麦屋さんとコンビニはあるのですが、さすがに駅弁は予約制でした。そこで、さつまいもと栗のおにぎり(画像⑧)を購入、釜石線12時05分発に乗車できました。釜石線は、花巻までの23駅で14時7分着、東北本線・花巻14時35分発で本日の宿泊・宴席地である盛岡へ向かいました。盛岡までは9駅、15時15分着でした。今日の鉄旅は、乗り換え・待ちを含めて約6時間、何と60駅を通過しておりました。

 盛岡での今回の宿は、駅から歩いて3分のホテルメトロポリタン盛岡NEW WINGにしました。日曜日の宿泊ということもあり朝食付きで約半額で予約できたからです。今夜は、昨年10月8日に初めて伺った、桜山神社前の商店街、「酒をよぶ食卓」に再訪です。駅前から盛岡都心巡回バス「でんでんむし」があって、どこから乗ってどこで降りても1乗車100円なのですが、桜山神社に一番近い盛岡城跡公園から駅前までの終車時間が19時09分なのです。ホテルからお店は最短2キロなので歩いて帰れるのですが、官公庁街なのでかなり通りが暗くなっているのです。そこで、逆算して17時30分に予約させていただきました。実は、このお店、12時から14時までは「かまどのある家」として定食屋さんなんです。18時から「酒をよぶ食卓」という居酒屋に代わるんです。ところが、土・日は14時からは昼酒OKで、メニューは限定されるけど店内に居てもかまわないという嬉しい営業時間なのです。そこで、17時30分に予約OKだったという訳です。ところが、駅前発は17時05分発、盛岡城跡公園には17時11分には着いてしまいました。バス停からお店までは徒歩3分、15分には暖簾をくぐっておりました。(画像⑨)すでに女性客が二人、かなり前から愉しんでいるようでした。

 予約席に座ったとたん、店長さんが挨拶に来られました。実は、昨年10月8日来訪の「ちりとてちん」をプリントアウトして郵送しておきました。今回も写真撮影許可と掲載許可をいただくためでした。快く了承していただき、さっそく注文です。サッポロtheパーフェクト生をジョッキで頼むと、「つきだし」(画像⑩)が出てきました。ホタテといわしのつみれでした。店長に確認して頼んだ「どんこの肝なめろう」(画像⑪)が出てきましたので、日本酒を頼みました。この、なめろうですが、昨晩の気仙沼のお店では予約のみで食べられませんでした。南部美人・純米吟醸です。「旬の野菜の盛り合わせ」(画像⑫)、この量で一人前なんです。衣をはがしてまで確認しませんでしたが、地元の農園から五寸人参、ビーツ、カリフォルニアワンダー、ゼブラいんげん、が含まれていたとのことです。「真鱈の白子の天ぷら」(画像⑬)、これもこの量で一人前なんです。おまかせで燗酒をたのんだのですが、小さな盃に常温で試飲があり、その後の燗付けでした。そうそう、このお店では必ず「和らぎ水」がグラスで運ばれてきます。南部美人のしこみ水なのですが、お酒の種類を変えた時に、口の中をリセットしたり、飲みすぎないよう調節できるので、いいサービスだと思います。次に「山田湾の牡蠣古酒蒸し」(画像⑭)、「めかじきの漬」(画像⑮)、めかじきを「目梶木」と書くことを初めて知りました。めかじきは日がたつと脂が臭くなっていくので、漬けにすると食べやすくなるのだそうです。初めて食しましたが、魚よりも肉の触感でした。三つ目のお酒は、また常温で半合だけいただきました。「こがし醤油のねぎ盛り豆腐ステーキ」(画像⑯)、そして「南部のもりそば」(画像⑰)を締めにしました。煮干しだけの汁が日本酒の締めにはよく合っていました。蕎麦湯もいただきましたが、これもおいしかったですよ。

 時計を見ると、18時50分、盛岡城跡公園から駅前までの終バス19時09分なのです。また来年来店すると伝えて店を後にしました。余裕で乗車でき、駅前には20分に到着、ホテル近くのコンビニで水と地ビールを購入してホテルに戻ったのが19時30分でした。この時間から眠れないので、盛岡駅構内の福田パンさんで購入しておいた新作パン「じゃじゃパン」(画像⑱)を肴に地ビールをいただきました。このパンは盛岡のソウルフードの福田パンとじゃじゃ麺の合体なんです。きゅうりとネギと肉味噌、好みはありますが駅構内限定とのことなので、機会がありましたら是非どうぞ。

 それでは、二日目の夜、おやすみんしぇ。

 

画像① 画像② 画像③
     
画像④ 画像⑤ 画像⑥
     
画像⑦ 画像⑧ 画像⑨
     
画像⑩ 画像⑪ 画像⑫
     
画像⑬ 画像⑭ 画像⑮
     
画像⑯ 画像⑰ 画像⑱

 

三陸鉄道
http://www.sanrikutetsudou.com

陸前高田復興News
http://www.city.rikuzentakata.iwate.jp/shisei/fukkou-news/30/49.pdf

酒をよぶ食卓
http://www.mass-entame.jp/

 

2018.10.30 清八



37年間、お付き合いしている長野市戸隠の森の喫茶店です。


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