2011.09.04

碧南市藤井達吉現代美術館

いつもの休日の朝の日課、寝ぼけながら重い体を起こし 日曜美術館にチャンネルをあわす。 番組の冒頭『今日の放送は碧南市にある藤井達吉現代美術館から 現在行われている《画家たちの二十歳の原点》の会場に来ています。』 ・・・・・。 【悩め、描け、生きろ】と題したこの展覧会についての放送を見ながら 奥さんに、行ってみる？・・・行きたいならいいけど。 (この地方も、この速度の遅い台風の影響の、ちょうど雨雲の通過地点に なっていて、今朝からものすごい集中豪雨、ではあったのですが、 もともと大府に行く用事がありました。何年かぶりに高校一年のときの 担任の先生だった川路先生、が自分達の仲人でもあり、ここ何年も ご無沙汰していて、久しぶりにちびたちも見せに、近況報告もかねて ご挨拶にと予定していました。そのご夫婦が大府にお住まいなので少し 早めに家を出れば碧南によってからでも約束の午後には伺えると 踏んでいたので。) 美術館は、やはり少しはテレビの影響もあったのでしょうか？ この雨の中、なかなかの盛況でしたし、好ましい雰囲気。

『人生においてもっとも多感でナイーブな十代の最終章、 二十歳という象徴的な時期は、多くの芸術家にとって表現の 原点であり、出発点にも位置づけられます。この時期、 未熟と成熟とが葛藤しつつ、世界との関係の中で客観的な 自己の形を作り始めるのです。・・・夭折の画家はもとより、 長い活動に生きた芸術家たちもまた、この時期の作品に創作の 核となる初々しくも痛切な感性のほとばしりを見ることが 出来ます。・・・』 　　　　　　　　　　　　　　　　　展覧会パンフレットより。 画、それに添えられた作者の言葉がより一層館内にえもいわれぬ かといって自分には心地の好い緊張感を与えられているように感じました。 会期が９月１９日と残り少ない中で、偶然足を向けることが出来、 そしてまた、とても親近感が湧きながら、刺激的な展覧会でした。

2011.09.01

北海道産仔羊

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