| 2005.10.16 |
| 美味しい秋の味覚真っ盛りです。 |
狩猟の免許を持っている先輩シェフに6ー7年前に 初めて秋田産の真鴨のローストを食べさせてもらい 野性味溢れる、今までに味わったことのない食材 のパワーに感動したのを今でも覚えています。 それ以来秋から冬にかけてジビエはうちの店でも 積極的にメニューに取り入れて、毎年少しずつ新しい ジビエ料理の開発をしています。ただ日本人にとって 特殊で個性的な食材ですし、火の入り方や調理法で かなり肉の質感や香りが違ってきます。なので何時も 料理するときは、自分が初めて真鴨を食べた時の感動を 伝えるようにとその時のイメージをお皿に出来るよう 心がけています。
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| 2005.10.15 |
| Cacciagione フランス産青首鴨 |
今年初めてのジビエ青首鴨が今日入荷しました。 羽付きの丸の入荷のため羽を毟るのに2羽で2時間 はかかります。味、香りや出来上がったお皿の 存在感は、この手間を忘れさせる食材です。 これからのジビエの入荷予定は、フランス産の、 野兎、山鶉、青首鴨、山鳩。蝦夷鹿、地元鳳来の 猪などを予定しています。 |
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| 2005.10.13 |
| 3年ぶりに取りましたクラテッロ |
今思うと、近所に住んでいて、その物自体も見たことが あったというのに当時は気付かない、知らないとは恐ろ しい、いや勿体無いことをしたと思います。 先日入荷した、ポー川流域ズィベッロ村他8つの村で 作られる幻の生ハム・クラテッロとその同じ原料豚から 作られるパンチェッタ、今日からリストに載せました。 “黒トリュフのクロスティーニを添えたクラテッロ・ディ・ ズベッロとパンチェッタの盛り合わせ。” スプマンテ との相性間違いなしの一皿の出来上がりです。
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| 2005.10.11 |
| 活け〆の文甲烏賊 |
自分も最近知ったことで、活きた文甲烏賊の胴体の 中に足をつないでいる蝶番の部分があり、そこを外すと 魚で言う活け〆の状態になると聞いて最近ではそうして もらっています。氷で〆たものより身の透明感があり 吸盤もしっかりくっいてきます。そんな文甲烏賊で二品 つくりました。ほろ苦いルッコラと和えて“Insalata rughetta e seppie”と“Risotto ai seppie neri"です。 鮮度のよい墨袋は、はちきれんばかりで、これでイカ墨 ソースを作らない手はありません。タカノ爪をピリッと 利かせてイカ墨の甘さを抑えます。何時作っても、なんで こんなシンプルな調理法なのにこんな美味しいものが 出来るのか?先人たちに感謝感謝です。それと、こんな 真っ黒な料理を最初に作った人、食べた人は凄いといつも 思う一皿です。 |
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| 2005.10.10 |
| ボローニャで出会ったお皿と隣に座った老人 |
4年前にイタリアに行った時に出合った料理で 今年のスランプの頃、7月に友人のMicheleさんの 所でホロホロ鳥の料理をいただき、思い出した一皿 です。たしかRistorante Dinaと言う店名のボローニャ 郊外のレストランでタクシーでチェントロから20ー30分 乗った所に在る、ローカルでいてきちんとしたレストラン だったと記憶しています。そこでは、ホロホロ鳥と兎が 同じ調理法でメニューに載っていて、兎のアロストを オーダーしました。隣に座っていた毎日来ていそうな 老人に「どうだ、ここの料理はうまいだろう。」と言われた のを今でも覚えています。今日それを思い出させてくれた Micheleさんご夫婦が来店してくれたので、“料理を通じて 感性のキャッチボール。”ありがとうの一球投げときました。 Grazie Amico! これからもよろしく。 |
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| 2005.10.04 |
| 昔からウンブリアではトリュフも家庭料理 |
20年前、調理師専門学校で「世界三大珍味という物があ る」と習ったころ、アルバイトしていた仏料理店では、 羊羹の様な形のイミテーショントリュフを使って料理する、 そんな当時の日本の食材事情のころ、イタリアに渡り、 山積みにされた3s程のトリュフを目の当たりに、それを ミンチャーにジャガ芋の様にかけていって出来上がった “トリュフのノルチア風ソース”アンチョビ、ニンニク、 丸のままのトリュフ、オリーヴ油、黒胡椒だけで作る ペーストですが、よくバランスが摂れたソースになり、 さすがトリュフの香りというパスタに仕上がります。 もちろん今お店ではそんな大量ではなく二三個での 仕込みの量でしています。 ちなみにイタリア中部ウンブリア州の小さな町トディ では、スーパーにもトリュフペーストが売っている そうで、その地方のマンマの味のひとつとなってい るそうです。
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| 2005.09.20 |
| 恋は一日のように |
ラジオ世代だった少年時代、深夜のラジオから流れる DJやアナウンサーの言葉には文化、そして独特のリズム があったように今思います。最近車に乗っていて聴き心地 のいい番組は、サンデーソングブック、ラジオ喫茶室、 ウィークエンドサンシャイン、ラジオ深夜便と、このCDが 流れた私の名盤コレクションです。始めピーコさんが、 シャンソンと思って聞いていましたが、その独特の詩の 解釈と人柄の出た表現、歌い方。シャンソンなんて聴いた ことのない自分が引き込まれていき早速CDを買いました。 |
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| 2005.09.12 |
| 鰆から鱧へ |
以前お客様に誘われてご近所の割烹店の一平さんに 連れて行っていただき鱧づくしを頂きました。いろ いろな調理法でこれでもかと鱧が攻めてくる様な錯覚 を覚え、ただただ感激してお店を後にしたことを覚え ています。一平さんのご主人がその場で活きた鱧を裂 いて、目の前で骨切りのシャリシャリと小気味好い音 を聞いただけで、鱧という食材が恐れ多くて使いこな せない食材だと思い込んで早三年がたちました。今でも 骨切りはあれを思い出して、恥ずかしくてようやりません。 得意の魚伊さんだのみで活け〆め、骨切りまでしていただ いています。先日の鰆を鱧に変えてタタキにしました。 鱧の脂の甘味、旨味がシチリア産の少し青々しい香りの オイル“テレオ”が引き締めてくれます。たっぷりのお野菜 の料理を添えて菜園風に仕立てました。
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| 2005.09.10 |
| 器量好し |
無花果という字から受けるイメージと、生で食べて その主張を抑えたかのような控えめな個性のこの果実 が好きで、何か自分らしく仕立てたデザートを作って みたいと思っていた食材でした。もともと、もっさり したシンプルなお菓子が好きな自分としては、かなり 女性のお客様を意識したドルチェで、昨年青山と二人 で作り上げた意欲作です。一番下から無花果のセミフ レッド、クレーム・ダンジュ、無花果の果肉、フラン ボワーズソース、フレッシュのパッションフルーツ、 飾りにミント、と組み立てていき一体感のあるチャー ミングなレストランならではのドルチェに仕上げます。 今から10月上旬までおたのしみいただけます。 |
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| 2005.09.10 |
| 座右の皿 |
自分をイタリア料理で表現しろと言われたら この3皿、という料理があります。何の変哲も ない普通の、どちらかと言うと地味な料理です。 修行した先で色々な場面で出会ったお皿たちです。 “Trippa alla romana" “Minestrone" “Abacchio alla cacciatora"これらの料理を日本で作り続けれる 嬉しさがあります。今の日本のイタリア料理店では、 陽の目を見ない料理なのかもしれませんが、地方だ からこそ、そんな時間のかかる仕事が出来るのかも しれません。 |
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