オステリア・ダ・ミケーレ
 
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イタリア紀行

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でラスト前日はレ フォンティチーネに。

シルヴァーノ、Sig.raジャンナ、ジャンピエーロのオーナー達と我らがジュリアーノ。そして厨房の面々。新顔のクオーコが一人。聞けば奥様が日本人ですと。「Ma, perche'??」(別にいいですが、、)びっくりですね。このごろ多いような気がします。

で、お決まりのアンティパストミスト。

うれしいくらい変わってないよ。こういうのが良いんだよね。クオーコが変わってもスタイルは変えないよ、ってのがさ。と、僕は思うのです。

落ち着ける場所は必要さ。
前菜になごむ。

     
で、二人前を取り分けてくれて食べようと思ったらジュリアーノが、ズッキーネの花のフリットとパオロのカリフラワーのクロケットだよって言いながらサーブしてくれた。  

パオロというのは僕が働いていた頃のシェフで、当時すでに30年はこの店に勤めていた人。僕も毎年シーズンにはこのコロッケを作っているので、定年に練ったパオロの事をいつも思い出し、元気でいるのかな
あ、といつも思っているのでした。(その割に連絡とってないけど、、、)ですが、、、翌日エエッ〜〜と!?

スパゲッティイワシソース
リボッリータ

ここのを手本としているだけあってミケーレのと似てるなあ。
ちと塩きついが。フィレンツェ味だね。

お医者さんの打ち上げ食事会。
すでに21:00過ぎよ。長いね一日。
 
○藤元気君.We are all one.
いや、黒ぶちしか似てないか、、。
     
こういう席はオーナー自らサーブ。
ジュリアーノ見守る。
シルヴァーノ、
すでに顔赤いなあ〜〜。
 

 

子羊炭焼き。フレスコフレスコで最高。優しい味。
こちらも大好き子牛のロンバータ グリリア。
子牛のTボーン。

 

ホクホクでトロトロ、カルチョウフィ。
 

ドルチェはパスしたのに一口だけ喰えとジュリ。おいおい、、、もうアップアップだぜ。でもちゃんと飾り付けしてあるし、この辺はイタリア人抜かないよねえ。

しっかしチョコレートケーキうまいよなあ。

     

で、カッフェ。

このTazza、いいよなあ。
この形好き だなあ。

 

 

今回の旅ではここが一番良かった。いつもはそんな感じよりも懐かしさがあふれてくるのですが、料理もドンピシャで合ったし、ほっとする雰囲気も良かった。サービスマンがジュリアーノ以外知らない人たちとい
うのも新鮮だったのかもしれない。短期間の旅の中で本当にリラックスでき、楽しめた時間でした。

 

…翌日。最後の日午前中。中央市場を冷やかしに、ブラブラ。目的のものを買い物中にポークス見てたらついつい条件反射でお腹がすいてきた。

んで、サルシッチャのパニーノとOKカプッチョ頼みました。良く喰うね、自分。

 

 

で、コロッケの話がここにつながる訳ですが。パニーノを食べて場内を探し物をしながら歩いていると、目前にどうも見た事ある二人ずれが、、、、。

「パオロっ!!!!!」

思わず叫んだね。そう、まぎれもなく僕のシェフ、パオロ。大声だったんだろうね。周りの人びっくりして見てましたから。パオロも「何だ、誰だ?!」みたいな顔して2〜3秒間があってから「オオッッ〜〜〜!!!」って。

この瞬間とても幸せだった。シチリア人だからか性格なのかは知らないけれど、よく怒ってばかりいたもんなこの人。あの頃よりも柔和な顔になって、でも元気そうでよかった。

「店はどうだ?」「大丈夫」「コックは足りてるか?」「。。。。。」「足りなきゃ俺が行くぜ。旅費はお前もちだべ」「ギャーハッハッ」大笑い。思い起こせばこの会話、10年前にも言ってたよな。

懐かしい思いと、パオロに会えたうれしさを残しながら市場を後にして、次は妻が一度行きたいと言っていたドルチェのお店に。

 

 

赤鼻の名物おとうさんは前年に亡くなられたそうですが、美人姉妹(たぶん)が後を引くついでおいしいドルチェを提供し続けているようです。

とてもおいしい。店内で食べたマカロンのケーキとチョコケーキももちろん良かったけど、その後買ったジャンドゥイオッティもかなり良かった。上品な舌触りでした。お値段は少々高めです。お店の名前はDolce & Dolcezzeです。

 

 

そして雰囲気が好きなチブレオ界隈(下町)をぶらりとして。最後の夕食に。

当日の早いうちに予約を入れたが満席、とのこと。あきらめられず早い時間ならば空いてるかもとしれない。駄目だったら近くの大好きなトラットリーアCambiに行ってみればいいか、と前もって店の場所と開店時間は確認してあったのでちょっと過ぎにボナセ〜〜ラ。オーナーのお兄さんが予約帳見ながら考えて『21時までに席を空けてくれるなら大丈夫ですよ」と。

何とか行けそうだから、席に案内してもらうと、ほとんど席は埋まっている感じ。すごいね。ちらっと見ただけだけど、日本の方もいたようでした。期待が膨らみます。

 

メニューを見ると、トスカーナのトラディショナルはベースになっているのだろうけど、少しファンタジィーアが入っている感じの料理か?

アンティパストは、海のアンティパストと言う事でエビとポテトのピューレにヒメジのソテー。とモスカルディー二のこてこて、ドロドロ辛いトマト煮。ヒメジは付け合わせのピューレがおいしかった。子ダコの方は激から& 塩っぱいけど、スッと辛味はひいていく。

そうそう、この店はグラスワインで面白いものを揃えていて、チョイスもできるのでプリモピアットまではバリックのきいたシャルドネを飲みました。

プリモはタリアッテッレの、、、、。忘れてしまいました。すみません。おいしくいただいたと言う記憶のみ。とマルタリィアーティのエビのソース。こちらはおいしいけど?不自然なうまさ。科学的な調味料をバリバリにお使いですね。
   
 
セコンドが子羊とポテトのグリル。
 
ラルドを巻いた豚ひれのロースト、ポテトピューレ添え。

豚の方はトスカーナ的塩使いでパンチ有り。もう満腹でしたが完食。 ピューレの方は残しました。念のため。

この時はグラスでR d モンタルチィーノとキャンティクラッスィ コ一杯ずつ頼んでます。フィレンツェ風に言うと”キハンティ ク ハッ〜ヒホ”ですね。ちなみにミケーレは”ミヘ〜レ”、たまえは”タムヮ〜イヤ”。ついでのおまけに、コカコーラは”ホハホ〜ラ”となります。なんの こっちゃ。空気漏れますな。

 

ドルチェはパスしてカッフェを飲み21:00前には席を立ちました。 また新しいお店発見でした。名前はイル グーショ。店内はちょいライトな感じかな。日本でもありそうな感じ。

 

カッフェ。

 


帰り道、Cambiの前を通るので中をのぞくとわんさかと満席。
やっぱりすごいな。もう一日あったら行きたかったな。

 

帰りの朝。
セントレアだと帰りも出発がゆっくりで楽ですね。レストランには寄れないけどのんびり朝食&少し散歩が出来ますし。

 
 

 

 

  空港にて。さて誰でしょう?
  上空より。
さようならあ〜〜。Firenze。
アリヴェデルチ イターリア。

 

…んで、
シャルル ド ゴールにて。