オステリア・ダ・ミケーレ
 
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イタリア紀行

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 何かが違う!料理を食べた時、そう感じてほしいと思って料理を作ってきたが、その何かが、何か分からなくなってきた。迷い。
  そんな迷いを吹っ切るため、リフレッシュを兼ねてイタリアへ旅に行くことに決めた。そう忘れかけた何かを探しに。

  今回はなぜか出発前から緊張している。言葉は大丈夫か、到着時間がただでさえ遅いのに、さらに遅れやしないか(実際2時間遅れた)。市内バスの理不尽なストはないか(ストではないが滞在中2回壊れた)。マイナス指考もいいとこで情けない。
  まあ、とにかくリフレッシュするしかない!早く友達と逢いたい! 4年振りのFIRENZEにウキウキ、どきどきの出発です。 帰る頃にはこのマイナス指考もぶっ飛んでいる事でしょう。

 以前暮らしていたアパートに到着。今回空室があるというのでここに滞在した。良い事、悪い事がフラッシュバック。ホテル滞在と違いリアルな生活ができる。写 真のはり紙は、大家さん(フランカ)による。“ようこそ!ミケーレと彼女”、一輪のガーベラを添えて。感激です。


アパート近所のカッシーネ公園へ。ここは火曜日午前は大メルカートがでる。


今回はこれも食べたかった物のひとつ。 ポルケッタのパニーノ。
ポルケッタとは、豚の丸焼きで中に内臓等をいれ トスカーナのハーブをまぶして焼いてあります。それを薄切りにして好みのパンで パニーノにしてくれる。ポルヶッテリーアの写真をよく見ると、豚の頭もこんがりい い色でディスプレイされている。ひとつ300円ぐらい。安い!!!
このカッシーネの大市場では生活用品がすべてそろう。これは八百屋さん。





リストランテ・カンタストリアへ。友人パスクウアーレがいる。
リガトーニのフレッシュトマトとリコッタサラータのせ。う、うまい。
ポテトニョッキのトマト、バジリコ風味。いいです。
エスプレッソのある風景。好きなんです、この感じ。


近所のバールにて。もう閉店していたのだが、「ダメ?」とジェスチャーで聞いてみると、「どれが欲しい?」。
そして作ってくれた、パニーノ2種。
左、生ハムとチーズ、カルチョウフィ。
右、サラミとカルチョウフィ。
暖かい人たちだ。


 そして教会。

イタリアの兄貴、ジュリアーノ。今回も大変お世話になった。彼の庭にて。 彼の家。素敵です。

キャンティ街道のTizzanoは こんな街。
広場のサラミ、チーズ屋。


住吉にもこんな家あります。Babbo!!

ここからは、私が働いていた RISTORANTE Le Fonticine にて。

まず前菜盛り合わせ。エビとズッキーニ、ズッキーニの花のリゾット。最高!。
フォンティチーニ風タリオリーニ(ポルチーニのラグーあえ)。
ポルタフォリオ(ハムとチーズを子牛肉ではさんでソテー)とパターテフリッテ。
カメリエーレ 
アルバーロ。ちょっと緊張。  
そして牛肉の炭火焼き(やっぱこれでしょ!) 。

これにはキャンティが、やっぱり抜群に合います。ほとんど一人で一本空けた!

ドルチェ。クレーマ ディ マスカルポーネ。期待に胸膨らむ顔。
カフェ、リモンチェッロ、グラッパ。


 イタリアに来て、友人知人に歓待され、ここの人達の暖かさを感じた。それだけではない、イタリアの人達は見知らぬ 人でも、私たちに笑顔で親切に接してくれるのだ。この国の人達は決して裕福ではないが、自分達の持ってるもの全てでもてなし、楽しませてくれる。

 忘れかけた何か、それは暖かいもてなしの心だった。
日々の忙しさ、思い煩い、そんなものに心を捕われ、一番大切なこと忘れていた気がする。

 しかし、まだ旅は半分もきていない。これからイタリアに来ると必ず行く店へ、そしてジュリアーノの手料理だ。次回をお楽しみに。

 

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