年明けすぐ、近所の本屋さんにぶらっとでかけ、本当にフッと目に留まった本。それがこの本でした。料理人の本など溢れていますから、別に珍しくもないのですが、「この方は絶対本など出さないだろう。」そんな方の書いた本、自然と興味が湧いて手に取っておりました。僕が知る限りそんなにメディアに登場する方ではないと思っていたし、数少ないTV出演(NHKなど)や専門書から“うけねらい”の方ではなさそう、ちょっと独特な考えを持っていそうな方なのでは、、、?というイメージを持っていました。ですから余計に興味が湧いたのだと思います。
そして予想どおり“売れるように書いた本”ではなく、自分の思っている事をストレートに書いてありました。誤解されそうな部分もあると思いますが、それを承知の上ですべてをさらけ出している彼の真面目さが僕には伝わってきます。
すべてが賛同できる訳ではないですが、(そんなことよりも)一気に読み進むうちに、何度も何度も、はっとさせられ、何度も何度も、忘れていたものを思い出させてくれた気がしました。
料理をしている人だけでなく、どんな仕事の方が読んでもしっくりとくる本だと僕は思います。なんの仕事かなんて関係なく、最終的にはその人そのものが問題なんだ、テクニックなんかよりも、、、、と、僕は言われている気がしました。
一気に読み終え、気持ちがスッとしました。なんか“元”に戻ったような、“よしっ!!”みたいな、、、、。ほんと、読み終えて気持ちが良かった。
“時間の経過とともに、空気は流れ、風は吹き、人も通り、ほこりも落ちる。”このフレーズがずっと心に残っています。痛くなりました。久々に硬派な“料理(仕事)人”の本を読みました。
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