ソルトの気ままなレシピは、プロが教える本格的なメニューから、読者のみなさんによるおすすめレシピまで、いろいろなものを取り上げていきます。

  いわしのグラタン ベッカフィーク風
 

今回は“ディボディバ”からの簡単レシピ。

‘ベッカフィーク’とはシチリアに住むニワクイムシという野鳥の一種。名前の由来は、出来上がりがこの鳥に似ていること。シチリアでたくさん獲れて、よく食べられているいわしを使ったベッカフィークはシチリアの郷土料理です。お酒のおつまみに、おもてなしに‥。一口でいただけるので、とても食べやすいです。オレンジと一緒にお召し上がり下さい。


onepoint  

詰め物はよく練って、全体にしっとり感を出して下さい。しっとり感が足らない時は、オリーブオイルかオレンジの汁を足してください。  

シェフ高木


 

材料

・ セグロイワシ
・ ローリエ
・ オレンジ
・ オリーブ
・ 塩、コショウ

… 12尾
… 6枚
… 1/4ヶ
… 適量
… 適量

詰め物

・ 玉ねぎ
・ にんにく
・ パン粉
・ 松の実
・ 干しぶどう (粗刻み)

 

… 100g
… 1片
… 100g
… 20g
… 20g

・ パセリ (みじん切り)
・ パルメザンチーズ(すりおろし)
・ オリーブ油
・ オレンジの絞り汁

… 大さじ2
… 大さじ3

… 60cc
… 1/2ヶ分

   

1. 玉ねぎ、にんにくを炒める。詰め物の材料を合わせておく。オリーブオイルは30cc入れる。

2. いわしはウロコを取って頭を落とし腹を切り落として水洗いする。ふきんで拭いて手開きして中骨をとる。大きいものは腹骨もとる 。

3. 詰め物の材料を手でよく混ぜ合わせる。握ると形がくずれない位の固さにする。

   
4. いわしを並べ塩、胡椒をする。詰め物をのせる。   5. 端から巻いてロールにし、爪楊枝でとめる。   6. グラタン皿にオリーブオイルを塗り、いわしといわしの間にローリエ(一枚を3つに切ったもの)を挟みながら順に並べる(写真は撮影用に予めオレンジが挟んであります)。
       
    
7. 全体に軽くオリーブ油をかけ、200℃のオーブンで約10〜15分焼く。  

8. 器に盛り、ローリエを除いて代わりにオレンジを挟み込む

 


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