ソルトの気ままなレシピは、プロが教える本格的なメニューから、読者のみなさんによるおすすめレシピまで、いろいろなものを取り上げていきます。
 

 

豚ロースのアリスタ

 

今回は“オステリア・ダ・ミケーレ”からの簡単レシピです。

年末年始に向けて、なにかと人が集まってわいわいお食事する機会が増えてきました。そんな時は、おうちでイタリアンもおしゃれでいいかも。でもパスタだけじゃイタリア料理は語れませんね。

そこで今回は、ホームパーティーにぴったりのメニューとしてオステリア・ダ・ミケーレの定番、アリスタの作り方を千賀さんに教えていただきました。

ギリシャ語で‘最高のもの’という意味の語が由来というアリスタはイタリア・トスカーナの伝統おもてなし料理。簡単でものすごく美味しい料理ができますよ!

   

onepoint

トスカーナ風ハーブソルトは、冷凍保存もできる万能調味料です。じゃがいもに振りかけて食べても美味しいですよ。またお肉と一緒にオーブンで焼く野菜は、じゃがいも以外を食べても肉汁を吸って美味しいです。

シェフ千賀

 

●材料(6人分)  
・ 豚ロースの塊
・ オリーブオイル
・ 白ワイン(辛口)
… 1kg
… 適量
… 200ccぐらい
・ じゃがいも・玉ねぎ・セロリ・ にんじん・にんにく
= トスカーナ風ハーブソルト =
・ ローズマリー
・ セージ
・ 岩塩
… 適量
… 適量
… 適量

1. トスカーナ風ハーブソルトを作る。にんにく、ローズマリー、セージをみじん切りにし、岩塩と一緒にまぜる。
2. 豚肉に切り込みを入れて、トスカーナ風ハーブソルトを入れ、岩塩を肉の表面に刷り込み、凧糸で縛る。1時間ぐらい寝かせると、より味がしみ込む。
3. オーブンを180℃に熱する。
 

4. フライパンにオリーブオイルをひき、塊のまま全体的に焼き色がつくように焼き、中の肉汁を閉じ込める。

5. 耐熱皿に肉を移し、じゃがいも・玉ねぎ・セロリ・にんじん・にんにくを敷き詰めて、オーブンで30分焼く。
 
 
6. 30分経ったら辛口白ワインを入れる。(分量は焼き上がった時に、ソースが残るぐらいが目安。)
さらにもう30分焼く。
 

7. 竹串で刺して、血が混じらない透明な汁が出れば焼き上がり!
できればオーブンの上などの温かいところで、1時間ほど休ませるとより旨い。

 

8. 肉とじゃがいもをお皿に盛り、耐熱皿に残ったソースをかける。
残ったソースがしゃびしゃびなら、ソースだけを煮詰めてください。
あればエキストラバージンのオリーブオイルをちょっと多めに振りかけて、できあがり!


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