野菜のベーニエ・ハーブオリーブオイル風味
日本の天ぷらと同じです。ナス、ズッキーニ、ししとう、トマトにリスドールというフランスパン専用粉とベーキングパウダー、コーンスターチ、生クリームで作った生地をつけて揚げます。天ぷらよりカリッと仕上がりますね。
オリーブオイルにバジル、タイムのアッシェを入れたソースをつけて食べます。
白ワイン、ロゼ、ともに良く合います。特にトマトのベニエとロゼは最高!白ワインは日本のデラウェアのようなフルーティな香りですが、しっかりした辛口。ロゼは赤ワインのような感覚を持っており、グイグイいけるワイン。桜の季節のロゼもいいですが、夏真っ盛りのこんなロゼも素晴らしい。 |
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栗のポタージュ
栗はコルシカのシンボル的存在。生産量が多く、粉末にしてパン、パスタ、お菓子にと、小麦粉の代わりに使われる食材だそうです。
それなら栗のポタージュもありですね。
この日はフランス産のクリをブイヨンとベーコンで煮ました。日本の黄色い栗とは、また違う美味しさがあります。
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オリーブとベーコン入子羊のもも肉のココット
大鍋に子羊のもも肉、野菜、ベーコン、黒と緑のオリーブ、赤ワイン、フォンドヴォー、トマト、オレンジの皮などを入れてふたをし、周りをモルト生地で目張りをします。
そのままオーブンに入れて2時間加熱。
お客様の目の前で熱々の鍋のモルト生地を包丁の峯で叩き割り、ふたを開けると、、、
なんといい香り!
皆さんは鍋にくっついていたモルト生地を思わず かじっていました。クッキーのように甘くて、びっくりです。
ワイン会は155回目からガスコーニュ地方のカッスーレ、ラングドックのセート風ブリッド、プロヴァンス風牛肉の煮込みと続きましたが、今回のココットが一番美味しかった!密閉した中での料理の力はすごいですね。
赤ワインの品種ニエルッチオはもともとイタリア・トスカーナのサンジョベーゼ。18世紀まで支配していたジェノバ人がイタリアから持ってきて植えたそうです。
赤いフルーツの香りの後に、あるあるスミレの香り。イタリアのワインの中で一番お気に入りの、サンジョベーゼの別名ブルネロの香り見〜つけた。幸せ〜♪
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コルシカ島の羊のチーズ:フルール・ド・マキ
チーズ コルシカ島の羊のチーズ、フルール・ド・マキ。
表面にローズマリー、唐辛子、ジュニエーブル(ねずの実)が乗った香り豊かなチーズ。
コルシカの白は青カビチーズにも合うので、ロックフォールも添えました。
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デザート:クレーム・ダンジュ
クリームチーズ入りの淡雪です。毎年8月に出しているデザートですが、今年は何か違います。
アングレーズソースがすごく美味しいのです!
シェフは何かを変えたのでしょうか?
29年目にしてまだ進化し続けるシェフ、、、、。
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