ソルトの気ままなレシピは、プロが教える本格的なメニューから、読者のみなさんによるおすすめレシピまで、いろいろなものを取り上げていきます。
 


  牡蠣のトマトリゾット

こちら「ソルトの気ままなレシピ」で何度か登場しているリゾット。

今回は“リモーネ”さんより、冬の味覚、牡蠣を使ったレシピが届きました。

リゾットの特徴は、雑炊などのように流し込むのではなく、ネットリとしたリッチな食感を楽しむことにあります。
寒〜い日に牡蠣のウマみ、ホクホクのカボチャ、そして少し固めでモチモチのお米の食感を奥歯でかみ締める!うん、心も体も大満足です。難しい作業はありませんので挑戦してみては?

 

 

Chef's One Point
お米は洗うとうまみが逃げてしまうので、洗わずにそのまま使いましょう。牡蠣を焼くときは、弱火だと汁が出てしまうので強火でしっかり焼きます。ねっとりまとわりつくような、それでいて芯のある美味しさをお楽しみください。

シェフ 渥美


材料(1人分)  ※分量


・剥き牡蠣
・カボチャ
・たまねぎ
・米
・トマトソース
・白ワイン
・水
・オリーブ油
・バター
・アーモンドパウダー
・小麦粉
・塩こしょう
5
…50g
…30g
…0.5合(90〜100g)
…90cc
…大さじ2
…適量
…適量
…適量
…適量
…適量
…適量

 
 
1. 鍋にオリーブ油を熱し、みじん切りにした玉ねぎと米を入れ、塩・こしょうで下味をつけ弱火で炒める。 2. 米に油を吸わせ、表面をコーティングする感じで透明になるまで炒める。米が透明になり、玉ねぎのいい香りが出たら、水250ccを加え、強火で沸かす。 3. そこにサイコロ状に切ったカボチャを入れ、鍋をゆすったら蓋をして10分ほど中火で炊く。水分が飛んだ状態になったら火を止めて蒸らす。
 
 
4. 蒸らしている間に牡蠣を調理する。小麦粉の代わりにアーモンドパウダーを香り付けにまぶし、塩・こしょうで下味をつける。最後に少し小麦粉もまぶす。   5. オリーブ油を熱したフライパンに入れ、強火で焼く。焼き色がついたら裏返し、火力を調節しながらうまみを閉じ込めるようにこんがり焼く。   6. 蒸らしておいた米を混ぜ、味見をする。アルデンテになっていればOK。トマトソース、牡蠣の戻し汁、白ワイン大さじ2を加え、しっかり火にかけながら混ぜ合わせる。
 
 
7. 最後は激しく混ぜ、外側はねっとり、でも内側には芯があるようなリゾットを作る。   8. バターを加えたら一旦火を止め、バターを混ぜ溶かす。そこにさきほどの焼いた牡蠣を加える   9. 再び火にかけて軽く混ぜてから皿に盛る。好みでパセリなどを散らして出来上がり。

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