ソルトの気ままなレシピは、プロが教える本格的なメニューから、読者のみなさんによるおすすめレシピまで、いろいろなものを取り上げていきます。
 

いちぢくの赤ワイン煮

 
今回は“ビストロ・ド・ターバン”からの簡単レシピです。

8~11月が旬の果物、いちぢく。甘くて独特のうま味のあるいちぢくは、食物繊維を始めビタミン類やカルシウム、鉄分などのミネラルを多く含み、美容と健康に良いと言われています。
そのまま食べてもおいしいですが、今回は大人の香り溢れる赤ワイン煮にしていただきましょう。普段とは一味違う顔を持ついちぢくをどうぞ召し上がれ。

それでは常盤町にあるビストロ・ド・ターバンの伊加賀シェフ、よろしくお願いします。

onepoint  
ポイントは、“ぐっとガマン!”。早く食べたい気持ちをぐっと抑えて、できたら2〜3日、最低でも一晩は煮汁に漬けたまま冷蔵庫で寝かせることです。そうすると味がしっかり染み込んでとってもおいしくなりますよ。もしバニラアイスクリームがあったら横に添えるとよりいっそういちぢくのおいしさが引き立ちますのでおすすめです。ちなみに、あまり熟れ過ぎていないいちぢくを使うのもポイントです。煮ていく段階で柔らかくなっていきますから、少し硬いくらいのもののほうが食感を楽しめますね。  

シェフ 伊加賀

 

※材料
赤ワイン ...1/2本 いちぢく ...6個
砂糖 ...100g バニラアイスクリーム ...300g
バニラビーンズ ...1/2本 ミントの葉 ...6枝

1. いちぢくは元の方を少し切り取り、十字の切り込みを入れておく。
2. 鍋に砂糖、赤ワイン、バニラビーンズを入れて火にかけ、沸騰させる。
3. いちぢくを深めの容器に入れて上から「2」を注ぎ入れ、そのまま冷ます。半日から一日(できたらそれ以上)、冷蔵庫で冷やし、味を含ませる。
4. 器にいちぢくを盛り、煮汁少しとアイスクリーム、ミントの葉を添える。

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