久しぶりにトラットリア・ジージョに行ってきました・・・

先月(9/2)仲間である、イタリアン(トラットリア・ジージョ)に1年ぶりに行ってきました。太箸シェフとは20年以上のお付き合いをさせてもらい、以前は一緒にいろんな店に食べ歩きをしたいからと、同じ休みにして、フランス、イタリア、東京、又農場見学や講習会etc.・・・と、いつも一緒でした。自分が大平台の店から街中に移転する話が出た時は、一緒に街中に移転したいと話し合っていた事を今思い出します・・・!!しかし、実現には至りませんでした・・・!! 現在ではピッツァの方に力を入れ、百貨店、スーパーマーケットetc.に出して、1日150〜200枚は売れるとの事で、なかなか手が回らなくてランチしか営業していないとの事、何もかも1人でやっているので大変です。自分の身体が二つあっ たら手伝いに行きたいと思ってます。今回は久しぶりに「ナスのトマト風味パスタ」をいただいたんですが、相変わらず美味しかったです。1日でも体調を良くしてディナーもやって欲しいです。ジージョのファン(お客様)はいっぱいいるから皆さん待っています。太箸くん、自分も熱く語れる日が来るのを心待ちにしてます。美味しいパスタ、ごちそう様でした。新人の鈴木くんもとても美味しいと言っ てました。Merci!!


今年も細江町のいちじくが入荷しました・・・・・・

毎年9月に入るといちじくが恋しくなり、細江町の加藤さんの電話を待っているんですが、今年は1週間ほど早く採れたみたいで、早速タルトやフォアグラ料理に使っています。出回っているいちじくとは形も違って平べったく、皮が薄く、中の果肉は色が濃くワインカラーで、水分も少なく、味が濃いです。4年ほど使っているので、この季節になるとお客様から、いちじくはもうあるの?とよく言われて、とても好評です。加藤さん、最近は取りに行けなくてすみません。毎週届けてくれ、とても助かってます。お客様から、とても美味しいと言われてます。又、来週3Kg宜しくお願いします。

 



そして、フランスからフレッシュ茸(ジロール)が入荷しました・・・・・・

先月(9月)からフランス産のフレッシュの茸(ジロール)をおすすめ料理で出しているんですが、お客様から、とても香りがあって美味しいと言っていただいてます。フランスに修業に行った一番の目的は、日本では手に入らない食材(フォアグラ、トリュフ、ジビエ、茸類etc.・・・)などを使って料理したいとの思いが強かったからです。今回もフランスでは当たり前に使っていた茸を手にした時は、フランスのエスプリを感じ、ワクワクして、とても嬉しかったです。特に常連様におすすめすると、めずらしいから食べてみたいと言っていただき、美味しいと言っていただき、秋を感じながら、又フランスを思い出しながら作っています。



料理教室の生徒が、なんとパテを作って持ってきました・・・・・・

先月の料理教室で、パテ・ド・カンパーニュをやったんですが、家庭の主婦が作るには少し難しく、手間が掛かるので、まさか作ってくるとは思いませんでした。(ビックリです)フランスでは家庭料理としてほとんどの家庭では作っています。作り方は様々で、レシピーはないようなものです。パテは昔(古典料理)からあり、特に、ビストロでメニューにある料理です。最近では、日本でもビストロで欠かせない料理の一つとなってます。料理本のクラシック料理の中でパテとリエットは必ず登場します。お店によって作り方、味が全然違うからビックリです。リエットは、店のメニューの定番になり、リエットを選ぶお客様が多くなってます。パテを8月のおすすめ料理として出してみたんですけど、常連さんには美味しいと言っていただいているんですが・・・なかなかオーダーしていただけなくて残念です。ですので、9月からは、メニューからはずしました。まだまだパテという料理がどういう料理か、わからないようです。自分としてはリエットみたいに定番にしたい料理の一つです・・・!!そんな個性のある料理を生徒(黒田さん)が作って味見して欲しいと持ってきたんですが、まったく自分の作ったパテと同じでビックリです。(味が少し薄かったので、少しボケてました。冷やして食べる料理は少し塩味を強くした方がいいです。)黒田さんは、料理教室で習った料理はほとんど作っている様で、リエットの時も、作って持ってきたんです。(その時も少し塩味が薄かったんですが、とても美味しかったです。プロ顔負けです。もうお店を出しても充分やっていけると思います。(笑)以前黒田さんに、もう店を出したらどうと言ったら、「とんでもない。ただ料理を作るのが好きなだけです」と笑ってました。だんなさんが高校の先生をやっていて、帰りが遅いので、いつも手の込んだ料理が作れると言ってました。(だんなさんは、いつも美味しい料理を食べれて幸せですね!!)又、何か作ったら持ってきてください。チェックします。




東京の2軒の店に行ってきました・・・

先月(9/24)昼に、2番弟子が東京にお店をオープンしたので、お祝いに行ってきました。浜名湖オーベルジュキャトルセゾン〜大平台のシェ・モリヤと、ズッと自分の下で修業していた石原くんが、念願の独立をしたんです。場所は目黒区で「ビストロ・オード・スルス」という店で、20席位の小さなお店です。自分の下で5年以上いたので、フランス(馬田シェフ)に2年修業に行き、帰国して東京でシェフをして今年オープンしたのです。現在、自分の下で5年以上いて、フランスに行った料理人は3人しかいません。1番弟子は、地元浜松で独立した「ポーズカフェ」の川合くん、3番弟子は女の子で、現在フランスでフランス人と結婚して、2人の子供がいる神藤くんです。過去何人もの料理人が来ましたが、なかなかフランスまで行く者は少なく、夢と目標を持って強い「意識」がないと途中であきらめてしまいます。この世界は特に厳しいです。お店はこじんまりしていて、内装はスタッフと手作りでやったとの事。料理も優しい料理で、美味しかったです。(少し料理にインパクトが弱い気がしました。)頑張れ、石原くん。シャンパーニュのサービス有難う!! そして夜には、友人がお店をリニューアルオープンしたので、お祝いに行ってきました。銀座にある「ギンザ・トトキ」の十時シェフの店です。同じ場所で10年間「カウンターフレンチ」をやっていて、今回のリニューアルでカウンター席をなくして、テーブル席だけにしたんです。(10年の節目でしょうか?)以前も行ったんですが、全く面影がなく、違う店に行ったような気がしました。料理も以前とは違い、「自然派」料理になっていました。十時シェフとはかれこれ20年以上の付き合いになるんですが、独立する前は「銀座レカン」で11年シェフをしていた、有名なシェフです。今回の店は20席と、コンパクトになって、マダムとギャルソン、厨房は若い料理人が3人いました。10年経って、さらなる進化してのスタート、大いに頑張ってください。3年ぶりの再会でしたので、嬉しかったです。以前は十時シェフの店も火曜日休みだったのでお互い行き来出来なかったんですが、今回から月曜日休みになったので、次は浜松に来ると言って別れました。十時さんの出版した「肉料理」の本をお土産にいただき、有難うございました。次は浜松で待っています。
お弟子さんの石原シェフを囲んで
  ギンザ・トトキのシェフとマダムを囲んで





 

シェフ  守屋 金男



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