2008.08.17
お盆休み
この一週間お盆営業で月曜から土曜日+日曜のランチ
の間ぶっ通しでの営業がやっと開け、夕方5時に帰宅
(東京から義姉がお盆休みで子守に来てくれていために
そちらに子供達の気がいっていたので助かりました。)
つかの間の休息です。


夕方からとは言えぼくらが帰ってきたのでご機嫌です。
ふらふらで帰って来たので、晩御飯は近所の喫茶店【ほほえみ】さんで
いつものように飲んで食べてデザートまで皆満喫です。
相変わらずマイペースな可南子さん
今日はご機嫌麗しいようで凄くおしゃべりです。

2008.08.15

2008.08.15
夏はカキ氷

2008.08.14
ポーランドのトラミネール
ワインにはその独特の性質から来る一種の華があります。


旅先で出会った一本、何かの記念日に友人に頂いた一本、
子供のバースデーヴィンテージのお気に入りのワイナリーの一本、
うちですといろいろな方のイタリア旅行のお土産や、周年記念の
時にお持ち頂いたものなどさまざまです。でもそこからがワインの
良い所でもあり、難しい所で、いったいいつこれを開けたらよいものか
何か切欠を見つけないとそういったワインは値段に関わらず
空けにくいものです。



なぜにポーランドのワインがここにあるかと言うと、
2005.4.2に逝去されたヨハネ・パウロ2世(教皇)の
葬儀後の香典返しのような形なのでしょうか?ヴァチカンで
配られたワインです。ポーランド出身と言うことで
教皇を偲んでこのワインが選ばれたのでしょう。



なぜそんなものがここにあるかと言うと、その年の6月に
イタリアに研修で旅した際に伺った画家の綿貫さんのお宅に
その日のお昼、ローマから遊びに来られていた枢機卿の
浜岡さんと言う方(お兄様が昭和天皇の侍従長)が
お土産に持ってこられたそうで、それを頂いてもって
帰ってきたものです。



お盆真っ只中のこの日、東京から帰省してくる義姉の予約や
浜松のワイン好きのお客様、いつも忙しい日に手伝いに来てくれている
スーパーサブのソムリエの土井君、こまが揃ったので、
こんな時にこういったワインは、空けられるべきなんのでしょう。


ローマに住んでいた時よくヴァチカンの前をランニングしていました。


教会の右側にあるParazzo(教皇の住居にもなっている建物で)
定期的に民衆に挨拶に顔を出されるという部屋の窓があり何度か
通りすがりに気にしたこともありました。


あるクリスマスの年、当時の仲間と「クリスマスのミサがあるから
皆で行こう」となり夜中の12時を目指してヴァチカンに行ったのですが
なぜか僕だけ入り損ねてしまったこと、などなど


一度も遠目にもお目にかかったことはなかったのですが、
そんなことを思い出しながら頂きました。

2008.08.14
青トマトと桃のテリーヌ

2008.08.12
フラスカティの厨房から
青茄子のラグーです。


作手、荷互奈にこのところよく出ている茄子で、
オイルとニンニクで蒸し煮にすると綺麗な水晶色に
なります。冷ましてもおいしいのでマリネなどの
付け合せに最適です。

2008.08.11
自分を表す
物を創ることを生業にしてきたものの一人として、作り手であるこちらの
我が出すぎてしまっても、お客様の意向に合わしすぎても何をやってきたのか
分からなくなってしまいます。そこの折り合いがちょうどついて笑顔でお帰り
になるお客様をお見送りする時の、その充実感は何物にも変えがたいひと時になります。



身の回りのものは、なるべく人の手に掛かったもので
【その作り手の人柄を感じれるもの】を何時しか買い求めるようになりました。



先日ある雑誌で目にした鹿児島県枕崎市の【昇文堂】さん
今も活版印刷を手懸けられているということでプライベート用の名刺
を5月に300枚作っていただきました。



その名刺の醸し出す雰囲気から御主人の人柄が滲み出ているように感じ
感銘を受けました。その名刺を頂いたお礼の電話の時に、お願いしておいた
薩摩ツゲの印鑑が今日届きました。


うちの母親が鹿児島の知覧の出と言う今思うと小さな切欠で、雑誌の
特集に目が留まり、名刺そしてこの印鑑へとつながってきました。
こんな雰囲気のある仕上がりにまだ自分のとは思えない出来の好さです。
この出会いを大切に、そしてこの印鑑の文字のように、そして負けない
ようにとの思いが湧いてきました。
左が奥さん、右が自分ので、せっかくなので一緒に作っていただきました。

2008.08.08
サマートリュフ

2008.08.07
甘鯛の蒸し煮

2008.08.04

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