暮らしの中のちょっとした気遣いが、生活を喜びのあるものに変えます。‘食’も同様。器をちょっと工夫すると、食べることが2倍も3倍も充実します。そんな名脇役の‘器’に恋した、しい葉の主人・椎葉哲夫が綴るコラム。


‘最近ふと思う事

 

季節に合ったこんなおもてなしはいかが?

皆さんこんにちは。梅雨も明けていよいよこれから夏本番といった感じでしょうか?
“器に恋して”も3回目です。今回は最近私自身がふと思っている事を綴りたいと思います。

日本は不景気ですが本当に豊かな国です。でもその反面 、人々の価値観は低下しているように思います。この豊かさは、使い捨てという文化を生んでしまいました。皆だんだん、“物を大事にする”という事を忘れてしまっているのではないかと思う時があります。

人間の基本である“食”という文化について考えてみても同じ事が言えるんじゃないかと思います。ひょっとしたらあなたの家でも、お惣菜をスーパーやコンビニで買ってきて、パックのまま食卓に出される事があるかもしれません。それから便利なファーストフード店が最近本当に増えています。

いくらお惣菜でもその季節に合ったお皿に盛り変えて、ちょっとした気遣いを示してあげるだけで、食卓の雰囲気が明るくなったり、もてなしやホッとする一時につながるのではないかと私は思います。最近では本当に暴力的な人達が多いですが、小さい頃からの食生活が大人になってからの精神態度の形成に大きく影響しているようです。両親と一緒に楽しく食事をする事が、当たり前のことのようで夢のような話になっている、というのが現実のようです。

でも、不景気になっている今、逆に自分の生活を見つめ直している人も多いみたいです。
ですから、わたしたち人間の生活の基本である“食”を見つめ直して、そこに脇役の食器を入れてもらえたらといつも考えています。それが情緒豊かな人間を形成するのだと考えます。(大げさかな?)

 


ホームへ | しい葉のページへ


Copyright© MIZUTANI Co.