暮らしの中のちょっとした気遣いが、生活を喜びのあるものに変えます。‘食’も同様。器をちょっと工夫すると、食べることが2倍も3倍も充実します。そんな名脇役の‘器’に恋した、しい葉の主人・椎葉哲夫が綴るコラム。


‘有田焼に惚れた理由



赤濃(左)染め付け(右)

皆さんこんにちは!毎日はっきりしないお天気で、早く梅雨が明けてほしいものですね。いかがお過ごしでしょうか?さて今回はコラム第2回目です。

前回は簡単に「陶器と磁器の見分け方」という点を取り上げましたが、今回はとくに‘磁器’、その中でも私が有田焼に惚れ込み、皆さんにお薦めしている理由を綴りたいと思います。

前回もお話したように、私は九州で生まれ育ちました。地元にはたくさんの磁器のお店があり、その代表格が有田焼でした。身近な親戚 でも磁器を扱った仕事をしており、そうしたものに触れる機会がたくさんありました。それがまず第一の理由です。

第二に、有田焼には他の磁器にない秀でた特徴があるという点です。良質の陶石である天草長石を使う事によって丈夫さと仕上がりの良さを実現し、染付けや赤濃等、絵付けの技術が奥深く、幅広いという点もその特徴として挙げられます。色も形も豊富なので、割烹・料亭等でも全国的に幅広く使われています。これだけの種類を誇るのは世界でも類を見ないでしょう。

…というわけで、有田焼の魅力は他にもたくさんあるんですけれども、今回は2つだけ取り上げてみました。
確かに、主に和食の食器として有田は使われていますが、右上の写真にもあるように、赤濃等は有田の豪華さを活かした、洋食器としても使えるものです。

ぜひ皆さんのご家庭の食卓にもちょっとした気遣いを、食器に込めてみるのはいかがでしょうか?

 


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