
夏といったら、あわびです。海辺のホテルや旅館または海の家やバーベーキューで食べたって思い出もあるでしょう。実際あわびの旬は夏。あわびは秋が産卵のシーズンになり、ちょうど夏は栄養をぐっと貯えるんですね。逆に産卵シーズンは食欲が無くなるそうで、身が痩せてしまいます。
さて、あわびと夏に共通すること。
それは恋。
夏っていえば、暑い日射しに心も開放!がんばって大好きなあの子を海に誘った、っていうのは臭すぎ?いいじゃないですか、世の中純愛ブームだって言うし。
しかし「何であわびが恋なの?」という声もあるかもしれません。実は昔々、しかも万葉の時代にこういう歌が詠われたんです。
「伊勢の海人の朝な夕なに 潜くとふ鰒の貝の片思ひにして」
これは私の恋は、伊勢の海女が、朝夕、海に潜って採るというあわびの一枚貝のように片想いなのです、という意味。あわびは、貝が1枚しかありません。そんな姿を昔の人は、自分の片想いの恋と重ねたのでしょう。あわびを見ても思い出してしまう恋なんて、なんともまあ、ロマンチックじゃないですか。
それが「磯のあわびの片思い」っていうことわざになったんですね。あわびはもともとは二枚貝。でも小さい時に片方の貝は成長せずに落ちてしまう。このことわざは、そんなあわびの成長の様子を見てできたのかもしれません。
牡蠣もそうでしたが、あわびも積極的に動き回って餌を探すことはしません。じっと、餌になる海藻が流れてくるのを待っているんですね。そんな待つ姿もなんだか、けなげ。まさに好きな人に近づきたいけど近づけない、淡い片想いみたいじゃないですか。
さてさて寿し半のあわび料理。今回紹介するのは“あわびのやわらか煮”と“あわびのお寿し”の2品です。もちろん寿し半で使うのは伊豆で捕れた国産品。それでもちょっとリーズナブルなやつを選んでるから、多くの方に楽しんでいただけると思います。
 あわびのやわらか煮 |
 あわびのお寿し |
あわびのやわらか煮は、酒蒸にする時に大根を入れます。そうして3〜4時間蒸すと、とてもやわらかくなるんです。さらに餡も、蒸した時のお酒を含ませることによって、あわびの旨味がギュっと凝縮されています。
あわびのお寿しは、少し炙ったあわびに、柚子と塩を少々振り掛けてお出しします。醤油をつけず、塩だけで食べるともっとそのものの味わいや甘味が良く分かります。こうやって食べて旨いのは、新鮮なやつだけです。
さらにお寿しには、あわびの肝もお付けします。これは1分くらい軽くボイルしたものをポン酢で。説明しません。ホント、旨いです。しかも栄養もいっぱい。
 軽く柚子塩をふって |
 あわびの肝 旨いです・・・ |
さあ、片想い中の男子諸君!この夏は勇気を出して彼女を寿し半に食事に誘いましょう!そしてあわびを注文するんだ。彼女が「美味しい!」って言ったらすかさず、「あわびって片想いって知ってる?」って話をするんだ!盛り上がったら、帰りに夜景が見える場所とか夜の海とか行って(寿し半は賑やかだからね)、「僕も君に・・・」って言うんだ!もちろん女の子でもOK!寿し半は8月いっぱい「夏の恋応援キャンペーン」を開催します。応援しますぜ!
え?食事に誘っても断られた?
そんな場合も寿し半にお越しください。あわびは別名「恋忘貝」ですから・・・。
あわびのやわらか煮 通常2,100円(税込) あわびのお寿し 通常2,100円(税込) |