
包丁人高林は、昨年10月に農林水産省から“地産地消の仕事人”として認定されました。
2010年はその仕事人としての始動の年。これからの一年に思いを馳せてわくわくしています!皆様の代表として選ばれたことを心に刻み、ますます経験を重ねて熱意を持って仕事に取り組んでゆこうと思っております。
この土地の“食”をさらに元気にすべく、包丁人高林は今年も仕事を楽しんでいくつもりです。

地産地消とは読んで字のごとく、地域で生産されたものを地域で消費すること。
本来ならば当たり前に行われるべきことなのかも知れませんが、現状では日本の食料は多くを海外からの輸入に依存しています。食品に対して安全・安心の意識が高まり人々の関心が高まる中で、これは改善されるべき事です。
言うまでもなく、私たちの体は毎日口に入れる食物で形作られており、私たちの生活が健康的で楽しいものになるかどうかは、どんなものを口にするかで左右されるといっても過言ではないのかもしれません。それを考えると、私たちの体を形作る食物がどんな所から来ているのかを知っているのは大切なこと。だって、自分の体が、どこでだれが生産したのかも分からないようなもので出来上がっていると思うとちょっと不安な気持ちになりませんか?
作り手の顔の見える食品を口にすること・・・
地産地消は、私たちの体の健康に寄与するのはもちろん、精神的な充実感も与えてくれるという点で、とても大切なことだと思っています。
また、地産地消は地球環境への負担を軽くすることにも役立ちます。生産者と消費者が遠ければ輸送時に二酸化炭素をより多く排出してしまいますが、食物が運ばれる距離(フードマイレージ)は世界の中でも日本が最も大きいという調査結果があります。この「フードマイレージ」を小さくするための大きな方法は、食料自給率を上げる事。それは地産地消のコンセプトに基づいていると言えます。

“地産地消の仕事人”として選ばれた全国の41人の中で、「料理人」として選出されたのは私を含めて4人しかいません。責任重大です。
これまで、自分の店で地元の食材を使った料理を提供することはもちろん、料理の枠を超えて集い合う料理人の勉強会「三ツ星会」の会長として、地域の野菜を中心とした食材の勉強会や生産者との意見交換、生産現場見学会などを行ってきました。また、酒造会社とみりんや料理酒を共同開発する農工商提携の活動も行ってまいりました。
このような活動を今後も継続して行ってゆきたいとの思いを新たにしている所存です。
今年は、より一層の情熱をもって地産地消の推進に取り組んでゆく決意でおります。
2010年もどうぞよろしくお願い致します!
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