蓮根のすり流し

ソルトの気ままなレシピは、プロが教える本格的なメニューから、読者のみなさんによるおすすめレシピまで、いろいろなものを取り上げていきます。



	今回は“加賀料理青葉”からの簡単レシピです。温かなものが恋しくなってくる季節にピッタリなのが、身も心も温まる汁物です。ということで今回はとろみが特徴、蓮根のすり流しのご紹介。とろとろとしたお汁が体にじんわりとしみ込んで、体中がぽかぽか優しさに包まれます。とっても簡単に作れて、しかも体にもうれしい！それでは、鴨江にある加賀料理青葉の店主・夏目さん、宜しくお願いします。

一番の特徴はその“トロトロ感”。今回は、もともと粘り気があり“とろみ”の強い、加賀のれんこん「小坂蓮根」を使いましたが、浜松ではなかなか入手できません。普通の蓮根でトロトロ感をより出したい場合、片栗粉を加えると“とろみ”を楽しむことが出来ます。れんこんは風邪の予防と咳止めにも効果があると言われていますのでぜひお試し下さい。

店主　夏目

※材料
・蓮根・だし汁・塩	…約200g …4.5カップ …少々	・しょうゆ・酒・具（お好みで…）	…少々 …少々 …例：にんじん、三つ葉、つみれ等

1.	蓮根は皮を薄くむき、酢水にしばらくつけて灰汁を抜く。
2.	水気を抜いて粗いおろし金でおろし、だし汁に入れて火にかける。
3.	煮立ったら弱火にして約７～８分煮て灰汁を取り、塩・しょうゆ・酒で味を調える。
4.	お椀に汁をはり、お好みで具を加えて出来上がり。

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