応用編として、饅頭を蒸し器で蒸すと、また違った味わいになります。野菜は歯ごたえを楽しむため、火を通しすぎないようにしましょう。


旬彩 香炉
大将 新村修
 
     
 

・レンコン 100g ・だし汁 130〜150cc
【春野菜】     ・塩 少々
・アスパラ 1本 ・しょうゆ 小さじ1/2
・さやえんどう 2枚 ・水溶き片栗粉 適量
・人参(細切り) 少々 ・茹でた筍(薄切り) 3枚
・菜の花 1〜2本 ・刻みミョウガ、わさび 少々
 
     
     
❶春野菜を細かく切り、さっと下茹でして水にさらしておく。その間にレンコンは皮をむき、すりおろす。
    ❷すったレンコンを鍋に入れ、塩をふり、焦がさないように弱火で練り混ぜる。
 
     
❸粘りが出て固まったら、1で茹でた野菜を入れて軽く混ぜる。ラップにのせて茶巾に絞り、器に盛る。
    ❹餡をつくる。だし汁を火にかけ、塩・しょうゆで味付けをしたら水溶き片栗粉でとろみをつけ、筍を入れて温める。
 
     
❺レンコン饅頭を盛った器に餡をかけ、わさびと刻みミョウガをあしらえて出来上がり。
     
     
     

素材の味をそのまま楽しめるレンコン饅頭。家庭でも作りやすく、おもてなしにもピッタリですね。じつはレンコンを食べる習慣があるのは、日本や中国などの少数の国々のみ。栄養も豊富。
ビタミンCはみかんや大根よりも多く、でんぷん質に守られているため、加熱しても逃げにくいそうです。穴が開いてることから、「見通しがきく」ということで、日本では縁起物とされています。せっかく数少ないレンコンを食べる民族に生まれたのですから、ぜひ、美味しくいただきましょう!
写真:レンコンの花

 

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