東日本大震災から5年が経ちましたが・・・・・・!!

シェ・ヌーの赤間シェフと

先月(3/11)5年前の震災を思い出し、仙台の友人(塩釜・シェ・ヌーの赤間シェフ)に電話したんですが、お店は震災前に戻りつつ、忙しくなってきたとの事です。(良かったです)!!

震災の翌日から店で募金活動をして、1ヶ月間で大金をお客様からいただき、現金を直接5月に弟子である水野シェフと2人で届けに行ってきました。シェ・ヌーのお店は高台にあったため、津波で流される事はなく、しかし、厨房と客席が1m位水に浸かり、営業ができず、炊き出しや掃除を毎日やっていたとの事で、大変だったみたいです。それでも赤間シェフは従業員全員(8人)解雇せず・・・頭が下がります。(震災から3ヶ月後に店はオープン)

仙台駅まで赤間シェフが車で送ってもらいながら、津波があった海岸沿いを案内してくれ、通ったんですが、言葉が出ないくらいの衝撃を受け、車のドアを開けれないほどの異様な臭いで気持悪くなるほどでした。今思えば想像がつきません。あれから5年、TVで見てますけど、まだまだ復興には時間がかかるようです。これからも風化させない事が大事ですので、来月5月17日(火)に、又仲間を誘って行ってきます。

震災のあった年の様子

そして、自分の従兄弟が仙台市内で画家をやっていて、丁度行く日に個展があるので、塩釜の帰りに寄ってこようと思います。(山浦多久二といいます)(かなり人気があるとのことです)

又、風化させないよう、極力、東日本の食材を使っています。丁度今が旬の「ホワイトアスパラガス」は福島(会津若松産)を店で出して、お客様から美味しいと喜んでいただいています。
皆さんも、小さな事でもいいですから、復興に繋がる事をしましょう。
来月(5月)が楽しみです。

 

 

 

今回の料理教室はデザートでした

毎月、1回(第一月曜日)の料理教室で、6回でワンクールでやるんですが、最後の6回目はデザートです。今回は最後の月でしたので、デザートをやりました。(3/7)

日本での修行の時は、デザートをやった事がなく、グラス(アイスクリーム)の作り方も知りませんでした。フランスに行って、料理も勿論ですが、デザート(パティシエ)をしっかり覚えたくて行ったんですが、フランスの厨房はセクションが別々に分かれてまして、パティシエは全く別の部屋にありまして、あまり見る機会がなくて、わざわざ行かないと何を作っているのか分からないんです。ですので、自分のセクションの仕事を早く終え、教えてもらいに行ったり、人より早く出勤して、手伝ったりして覚えました。ある店に行った時は、最初からパティシエに入り、覚えたものです。

 
料理教室で作った「いちごのクラフティ」
(左から右へ)

現在店で出しているデザートは、ほとんどフランスで覚えたデザートです。特に、アイスクリームは分量と作り方が同じでも、マシン(アイスクリームマシン)が良いのでないと、目が粗く、舌触りが悪く、美味しくできません。良いマシンは価格が高く(ビックリするぐらい高いです)、国産の安いのでしたらできますが、どうしても良いマシンが欲しくて、イタリア製のマシンを買い(お金はないんですが)、お客様から、なめらかで美味しいと言っていただいてます。もう15年使ってます。

できあがり!

今回のデザートは「いちごのクラフティ」といいまして、タルトケーキよりも柔らかくて人気があります。店でもいろんなデザートやアイスクリームを出してます。

是非デザートも楽しみにいらしてください。
お待ちしてます。
(今回のデザート担当"パティシエは美香くんでした)

 

ボ-トレーサーが遠征から帰ってきました・・・・・・!!

 

1月12日に、浜名湖でボートレースがあり、知人2人が出るとの事でしたので、生れて初めてボートレースに行ったんですが、すごい迫力があり、女性とは思いませんでした。(カッコ良かったです)

今回(3/17)に遠征から帰ってきて、他の皆さん(6名)とディナーに来られ、前回の浜名湖で木村沙友希ちゃんと鈴木成美ちゃんが1回ずつ1着になったので、フランスに行った時に友人(馬田シェフ)からいただいたとっておきのシャンパーニュで乾杯しました。中に誕生日の新人(さくらちゃん)がいて、一緒に皆でお祝いをしました。21才のさくらちゃんはとても可愛くて、ボートレーサーをやるような子ではなく、ビックリです。又、別の先輩・三浦さんは全日本賞金王の方でビックリです。さすがオーラがあり、プロフェッショナルを感じました。

実は来月(4月7日(木)~12日(火))に又浜名湖にレースに来るとの事。木村沙友希ちゃん、鈴木成美ちゃん、さくらちゃんと、3人が出るとの事なので、又応援に行きたいと思います。今度は目の前で見て、1番になったら手を振ると約束したので、1着になって欲しいです。賞金王の三浦さんは長崎に遠征との事で、浜名湖には出ないとの事。皆さん頑張って、又シャンパンで乾杯しましょう。

前列左からさくらちゃん、成美ちゃん、沙友希ちゃん
シェフの隣が三浦ちゃんとお母さんたち

 

農園見学と、ランチに遠足気分で行ってきました・・・・・・

先月(3/22)に料理教室の生徒、仲間を誘って、掛川の石山農園と、ランチに菊川のレストラン・サヴァカを楽しんできました。

まずランチに、菊川市のサヴァカさんで、ジビエ料理で有名な山口シェフの店に行ったんですが、山を越えて茶畑のある、のどかで自然がいっぱいの田舎にありました。フランスでも、田舎にポツンとレストランがあり、中に入るとお客様でいっぱいで、どこから来られたのかビックリします。

サヴァカさんの前にて水野シェフと

伊藤くんの誕生日

サヴァカの料理

サヴァカさんもお客様がいっぱいで、フランスを思い出しました。料理も、とても手がこんでいて、どれも優しい味で、美味しかったです。山口シェフと話をしたんですが、以前、大平台(佐鳴湖)の時に、いらしていただいたとの事でした。とても勉強熱心で、いろんなところに出向いて勉強会をやっているとの事です。特に「食の都仕事人」でも活躍されているとの事。自分も食の都仕事人ですが、あまりできていません。今回の料理も、ジビエ(鹿肉)も出てきて、美味しかったです。

山口シェフを囲んで

 

石山農園にて

そして、掛川の石山農園へ・・・石山さんとはかれこれ40年の付き合いで、石山さんのトマトに出会って、今の「トマトのムース」が生れました。

美味しい料理を作るには、良い食材がないと美味しくできません。6~7割は食材で決まります。年に一度、石山さんの農園に行って話しを聞くと、すべての情熱をトマトにかけてやっているのが伝わってきます。ですので、最大限にトマトを活かした料理を作らなければと改めて感じます。

丁度行った日がおばあちゃんの88歳(喜重)のお祝いの日で、トマトのコンフィを持って行ってよかったです。夜にはトマトのコンフィでお祝いするとの事で、本当に良かったです。おばあちゃんは今でも現役でトマト農園を手伝っているとの事。いつもトマトを食べているのでお元気なんですね。

おばあちゃん、いつまでもお元気で、頑張ってください。
今日はお忙しい中、有難うございました。

石山さんを囲んで

 

 


シェフ  守屋 金男



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