01月15日

寒暖の差がはげしく、体力のバランスを保つのに気をつかう毎日である。

夕食のお客様へのごあいさつも、この異常気象の話題ではじまるのです。

年末、年始のにぎやかさも消え、落ちつきをとりもどした山荘のまわりに、気がつけば「ヒヨドリ」の仲間がたくさん集まってきている。一際なき声が高く、他の小さな小鳥たちを威圧しているようだ。

相変わらず無言の「ジョービタキ」…別名、我が愛車の「ライバル」…フンかけ鳥…車のミラーめがけてやってくれるので腹が立つ。…本人はミラーにうつる自分の姿が仲間と思っている行動なので、白いビニール袋をかけて見えなくしている。
冬だけ「ガマン」するしか仕方がない。

やがて彼らも春になれば「どこかに…」去っていくのである。

山荘のまわりの雑木林も「すっかり大きくなり」………
……山荘がオープンするときに植樹した木々……

今の時季、見ごろです。葉のついていない木々をながめるのも楽しいものです。

のんびりとコタツですごすのも、山荘のおすすめです。

 

 

01月23日

はげしい寒波の到来、梅の花も寒そうに見える。

山荘のまわりの雑草も茶色に枯れたまま、正月のころの暖かさに芽をだしかかった草も、また土の中にもどってしまった。

山荘も例外なく寒いが、来荘のお客さんには部屋の暖房と「コタツ」のあたたかさでご満足いただいている。

それでも積雪や凍結の心配があり、問い合わせが多い。

・・・〈お答します〉・・・

積雪は今年はまだ一度もありません。凍結も心配はありません。

しかし、異常気象の今年の冬・・・
若し、来荘がむづかしい場合は、三倉の町まで来ていただき、その先山荘までは、山荘の車で送迎します。安心しておでかけください。

全べてが枯れている自然の山を見るのもよいものです。

 

 

02月04日

冷えきった夕陽が山荘をてらす。建物の半分を紅くそめている。

寒いのもあとわずか・・・・・・

もう、そこまで春がきている。朝夕の気温は冷えていても、日中の太陽の下では寒さは感じない。

レストランのベランダーから落ち葉が積もる地面をみるのが日課になっている。

「フキノトウ」はまだ顔を出していないが「ある日」とつぜんに芽を出すので、これも自然の中の「楽しみ」でもある。

「てんぷら」にしても「みそいため」にしても、あの「にがみ」が好きな方には「たまらない」「ごちそう」である。

ちょっとした春の「ごちそう」は、もうすぐ朝食のテーブルに並ぶが「フキノトウ」の5文字以上の喜びは、季節の移りかわりのトップを飾る「美味」いや「にがみ」かな・・・である。

先程まで紅くそまっていた山荘のまわりが消えて、夕闇に包まれてきた。

あたたかなディナータイムがはじまる。

 

 

02月15日


欠けた残月が前山をてらしている。
<早朝4時>

寒さを感じるが、両手を広げて軽い運動をする。

ストレッチンとういうほどのことではないが、自分では満足のいく動きである。
寒さが残るいまだから、気分的には大事なひとときである。

寒波にも、気持ちのうえでは勝っていると自負を持つことも忘れない。

季節の変化を肌で感じられる自然の中で、空気の動きがたまらなくうれしい、そしてありがたい。

桜の問い合わせがリピーターから入る。答えながら「ミヤマキリシマ」も、桜の前に楽しめますよ……とつけ加える。

季節は、少しずつではあるが大きく変わろうとしている。

 

 

02月26日

十数羽の「コガラ」が元気に木々の枝で遊んでいる。
「えさ」を求めているのか、その動きは速い。

日中のあたたかさは、もう春だ。

月はじめの寒波のせいで「おくれていた梅の花」が満開になっている。

予報では、桜の開花が早まるらしい。
夏は「あつい日」が続くという。

予報はあくまでも予報であって、「この夏」の予想は聞く気分にはなれない。

いづれにしろ、「ほどほど」の「シーズン」をむかえたいものである。

あわただしい「先(さき)」の天気予報には、「耳をふさいで」今日のこの「のどかな」春のおとづれを楽しむことにする。

「のんびり」と「ゆったり」と自然を小鳥たちと「たわむれたい」

待っていた「フキノトウ」の「みそいため」も出来たので、明日から朝食の献立に加わる。

苦味を味わってもらおう。

 

 

03月04日

寒暖の差がはげしい3月の山荘のまわりは、その自然の中で大きく変化をみせている。

昨夜は風が強く、まるで「あらし」のようだった。

今朝は、春の陽をいっぱいにあびて、気持ちのよい窓ぎわで新聞を読む。

暖かさがなんともいえない幸わせを感じる。
今朝の「コーヒー」がおいしく感じるのは「ちょっとした」この時間が大事に思えるからなのだろう。

新聞を読み、「コーヒー」をのむ時間にしてわずか4〜5分間なのだけれど、気持のコントロールが出来るのは、好きな仕事しているからだろう。

健康の「ありがたさ」が「仕事」の「楽しみ」にしてくれる。

「コーヒー」をのんだ身体が「次の仕事への」エネルギーとなり、「つかれ」を感じさせないのだ。

レストラン入口にある「小さな」花だんの「河津桜」が満開となっている。

 

 

03月16日

「寒のもどり」真冬なみの気温です。

天気予報のニュースに身ぶるいする。

先週のあのあたたかさは何だったのだろうと、今年の天候不順にあきれているが・・・

早咲きの河津桜の花にむらがっている若き「メジロ」の動きは「もうすっかり」春である。

それにしても、毛並みの良い「メジロ」だ。
梅の花と桜の花を行ったりきたりして楽しんでいる。
やがて桜(吉野桜)が咲くときは少し「からだ」も大きくなっているだろう。

花ビラにむらがっていた「メジロ」の中に「コガラ」がまざると小さな争いがはじまる。
自然界も「こぜりあい」が続く・・・

小さなレストラン入口の「花壇」で咲いた河津桜も半分以上が散って、青葉が目立ちはじめた。

次に咲く「ミヤマキリシマ」のつぼみがすっかりふくらんでいる。
にぎやかに、そして、あでやかに咲きほこる日がもうそこまできている。
初音(ウグイス)の声も少しづつふえてきている山荘のまわりです。

 

 

03月23日

今日のあたたかさで「ミヤマキリシマ」が咲きはじめた。

つぼみがふくらんできて開花するまでの時間が早く、気がついたらその数は多くなっている。
はじけるという言葉がぴったりだ。

明日もあたたかそうなので、かなりの開花を見ることができるだろう。

姿を見せない「ウグイス」の声が「コダマ」するように聞こえだした。

あたたかいとないえ、花冷えのするベランダに立ち、小鳥の声や開花のはじまった「ミヤマキリシマ」をみていると、それがすばらしい時間に思えてくる。幸せとはちょっとしたことで満足するのである。

この「のんびり」とした気分をぜひご来荘の方にあじわっていただこうと、数日前の降雨で荒れた坂道を地ならししはじめた。
この作業も運動のひとつである。

------------------------------------------------

めまぐるしい花の「たより」になります。

「ミヤマキリシマ」はもう満開です。

「ヤマザクラ」が咲きはじめました。

山荘の名物「ソメイヨシノ」もう数日で咲きますよ……


 

 

04月01日

通年だと花の咲く順序が「みつまた」「ミヤマキリシマ」「山ざくら」「ソメイヨシノ」・・・と順をおって咲くのであるが、今年は「ソメイヨシノ」をのぞいては、ほとんど同時に満開に咲いている。

おくれて咲く「ソメイヨシノ」もやがて満開に咲くだろうが、「つぼみ」のふくらみぐわいからすれば、今年は「すばらしい」だろうと予想する。

山荘への登り口にある「サクラ」は「五分咲」であるが「山荘」のサクラは一週間ぐらいおくれて咲きはじめるので「ゆっくり」と花見を楽しむことができる。

「花冷え」の温度差のせいか、同じ木の枝の場所によって「つぼみ」のふくらみが異なるのも面白い発見である。

それぞれの花の開花にあわして小鳥たちの群むれがやってくるが、枝のあちらこちらで「こじれあい」がみられるのも、この季節ならではの風景である。

「さくら」の散るのは「いつごろでしょう」などと「花吹雪」を楽しまれる問い合わせもあったりして「ようやく春本番」となってきました。

 

 

04月28日

たっぷりと雨水を吸いこんだ木々は、枝の葉をさらに大きくした。

例年なら淡い緑の葉が深緑へと変化をしていくのが風情であって楽しめるのであるが、今年はその気分にひたるタイミングがなかった。

いつのまにか花が咲いて散り、葉がついていたという感じである。

自然とのふれあいも、異常気象のときには覚悟が必要である。

山荘への登り口の「山つつじ」もいつものように咲いている。雨にうたれて、うすい色をさらに地味にした感じで小さく開いている。

三倉川の岸辺で地元の愛情で咲いている「つつじ」は、その色は鮮やかで誇らしげに見えるが、「山つつじ」は目立たず青葉の「カゲ」にかくれている。

地味な開花で負けずに咲きはじめたのが「ふじの花」、むらさきの配色は木々の葉がさらに色こくなるとはっきりしてくる。

ゴールデンウィークに全ての花が咲きほこって、ご来荘のお客様をおむかえする。

 

 

05月08日

山里の茶畑からは「コジュケイ」のにぎやかな「コチャコイ」音頭が聞こえてくる。

この鳥のなき声は、耳をすませて聞くまでもなく、まつりの「拍子」にちかい高音は、初めて聞く人をおどろかせている。

「ウグイス」の美声は「コジュケイ」の音色にもじゃまされることもなく聞こえてくるので、これもまた「山荘」の風物詩のひとつでもある。

雨が多い日が続くと、雑草の「のび」が早い‥‥
雑草の花も見方によっては「可愛いもので」来荘のお客様にはよろこばれている。

今年はこの花をつんで「小さな花束」を作っている可愛い子らもいて、自然のやさしさ美しさも楽しんでいただけると、うれしいかぎりである。

巣づくりの偵察にやってきた2羽のつばめが、雨あがりにできた「水たまり」で「水あそび」をしている。「なんで‥‥ここで」と思ったが、これも自然なのであろうとながめていることにした。

「コジュケイ」がまた「なき」はじめた。

 

 

05月21日

新東名が開通してから「ランチ」のお客様がふえている。

山の奥のイメージがあった山荘がより近くなったのでうれしいことである。

食事を召しあがりながら自然を楽しんでいただく・・・・・・・

「のんびり」「ゆったり」として・・・・・・
いただくためには、山荘でのお泊まりをおすすめするのであるが、お気軽に「ランチ」に御来店いただいて、次回には「お泊まり」を・・・・・・とご案内をしているのです。

「ベランダ」で風の谷へ通りすぎる、さわやかな風の流れに乗って聞える、小鳥たちの「さえずり」も気持ちを癒してくれるのでしょう。

それに答えるようにないてくれる「ウグイス」は、自然回帰への使者である。

かれんな花 笹ゆりの咲く季節となったが、球根を食べられずに(いのししの被害・・・)何本残って咲いてくれるかな・・・・・・

 

 

06月01日

「うぐいす」のなき声がこだまするベランダに座って聞きほれる。美声ひとりじめです。・・・・・・

すぐ近くの桜の大木から聞こえてくるのは、正統派のホーホケキョ・・・。

風の谷から聞こえてくるのは、ケキョケキョとノドをひきつったように声を出してないている。

「ウグイス」もこれだけの数がいっせいになくとにぎやかだ。

春の初めとは違って、今の季節「うたえなれた」声で聞かせてくれる。

さわやかな風がえいきょうするのか「むしあつい」日中には聞こえてこない。

さすがの「うた好きも」雨期の日にはその気分になれないのか、しばらくは静になる。

そして、「雨」の晴れまにまた、「声」を聞かせてくれる。

9月の初めまで、「ウグイス」の「なき声」が聞こえる。山荘のまわりは、小鳥たちにとっても居心地がよいのでしょう。

 

 

06月10日

雑木林の木々が大きくゆれている。
青葉の配色が美しく、涼しい風をうけて小気味よく動く。

「ウグイス」の声にまざり「ホトトギス」も加わり、山荘の初夏は自然がいっぱいだ。

「ホトトギス」はなきながらとんでいる。姿はほとんど見えず、木々の間から飛び立つときに、そのうしろ姿をみせるので残念ながら「なき声」だけで他の小鳥と見分けている。

「メニアオバ ヤマホトトギス ハツガツオ・・・」
つい言葉に出してしまう名句をつぶやきながら坂道をゆっくりと歩く・・・

近いところで「なく小鳥たち」に気をとられていたら、山奥から忘れていた音色が聞えてくる。

「え〜と、アカショウビン」と名前を思いだすまでに時間がかかった、久しぶりに聞く「なき声」である。

「もの悲しい」なき声に聞えるのも仲間をよんでいるのかな・・・

 

 

06月17日

あじさいが咲きはじめた。

仕事場の入口に見事な花を咲かせ「つゆどき」の季節感をだしている。

シトシトと降る雨がよく似合う花は、大きくつぼみが開くにしたがい、色が変化していく。

この花と前後して咲く「高砂ゆり」は「いのしし」の「えさになってしまったため」今年は見ることができない。

山荘がオープンしたころの「あたり一面」「ゆりの花」がなつかしい。「ゆりの山荘」として自慢していたころが!!

「高砂ゆり」よりも小さく「カレン」な花をみせる「笹ゆり」は、坂道を歩いていて「みつけ」たときはうれしかった。

雑木林が続く急勾配の所にあってさすがの「いのしし」もそこには行けなかったようだ。

大切に「ケイタイ」の「データホルダ」に入れてもちあるいている。

過去に「びっしり」と咲いた「ゆりの花」も「少なく」なってくると、残った数本を大事にしたい気持ちでいっぱいだ。

今のところ「あじさいの花」には変化がないが、少しづつ大きくなってきている。

つゆあけは近い。

 

 

07月01日

梅雨前線が停滞していて九州地方では大変な被害がでている。

水不足の地方もあったりして自然の恵みとうまくいかないものである。

「山荘」のまわりは貯水のための保安林があり、水不足による心配はないが、今年のような降雨量にはちょっとおどろいている。

前の山全体が「キリ」で包まれてしまい、ときおりその「キリ」がとれると「幻想的」な風景が見られるので山荘をおとづれるお客様には評判はよい。

全べて自然がおこす「ワザ」なのであるから、良いことも悪いことも受け入れねばならないのだろう。

そんな「山荘」のまわりには「生き物たち」がそれぞれに「とまどって」いるのだ。・・・

宿泊棟の入り口あたりまでやってくる「ニホンカモシカ」が 一 遊んでいる。
いや、食べものをさがしているのだろう。

 

 

07月16日

雨降ると「山荘」の坂道が流れの速い小川になる。

急勾配の雑木林から地面にとどまることなく、雨水は流れ落ちてくる。

地面には落ち葉がはりついていて、この上を雨水はスピードをつけて流れてくる。

それでも一部の小枝や落ち葉は流れてくるので、大雨のあとの坂道には、小高いゴミの山ができる。

今年のように大雨の日が続くと、その「ゴミ」の山もいつのまにか流れにのみ込まれていくので、「ゴミの山」は、その場所が変わる。

この小枝や落ち葉の「ゴミ」の中には「えさ」になるものがあるらしく、小鳥やリスたちの姿も見える。

今年は「いのしし」が見えない。「ユリの根」は食べつくしてしまったので「えさ」になるものがないためか、姿をみることはない。彼らの被害は、その時は「腹が立つ」が、やって来ないとなると「少しばかり心配になる。」

今年は「ニホンカモシカ」がときどき姿を見せる。
一号棟の入口までやってきて草を「うまそう」に食べている。

カメラをむけても逃げるようすはない。
すっかり「山荘」の仲間になったようだ。

 

 

07月22日

「つゆ」があけて夏本番。
街から来荘されたお客様が「山荘は涼しいですね」とおっしゃる。
3度ぐらいの温度差があるので体感温度が心地よいのです。

しかし、朝夕は寒くなるので「カゼ」をひかれないよう、「お気をつけください」ともおつたえしている。
山荘のまわりに植樹した小さな木々が、この20年ですっかり大きくなり雑木林になった。
これが夏場の温度を下げてくれるのだ。

山荘のまわりは、風の通り道になっているので、これも涼しい空気を送ってくれる。自然の扇風機の役目を果たしてくれるのだろう。

空気が流れ木々の青葉の中を通った風は、そのまま冷房の役目をしてくれる。

たしかに空気に香りがついている。
ぜひ、この風にふれてください。
風とともにご来荘をお待ちしています。

 

 

08月05日

けたたましくコジュケイが鳴く。

セミの声も「つゆ」あけとともににぎやかになる。

山荘への登り道に「ササユリ」が咲いている。
貴重な2本の花はよりそうように交互にゆれている。
食べやすい場所にあれば「いのしし」の「えさ」になってしまうのであるが、急勾配にあったので花をみることができた。

おくれて咲く「タカサゴユリ」は何本咲いてくれるだろう。

「夏休み」におとづれる「お子さま」たちに自然の姿をみてもらいたいものだ。

夕食後に楽しんでいただこうと「音」の出ない「センコウハナビ」を用意して「小さなハプニング」を山荘の思い出として残してもらいたい。

自然の中に来てみてはじめて目にする小さなことが全べて思い出として残してくれるでしょう。

「虫とりアミ」の使い方もすっかり「うまく」なった「おにいちゃん」の後を追う「子ら」も昨年よりすっかり大きくなっている。夏休みはこれからだ。

 

 

08月26日

続けてやってくる台風のせいかむしあつい。

それでも、山荘は秋の気配が感じられる。

とくに朝の空気が良く冷えている。
肌寒さを感じるのも気持ちのよいものだ。

ランチにお見えになったお客様のお声がレストランから聞こえる。
街の温度より3度ほど低いせいだろう。
「空気がちがう」とおっしゃりながら
「山の景色もごちそうだな…」との、ひとりごとが小気味よく聞こえる。

第二東名が開通してから東西のご来荘のお客様が「近くなったねー」とお声をかけていただける。

それでも、山荘までの道のりは遠い。

今年は「ゆりの花」が30本程無事に咲いた。

「いのしし」に食べられず残った、生命力はすごい。。。。

「ゆりの開花」を祝うように「たくさんの赤トンボ」がとんでいる。

 

 

09月03日

風の谷をさわやかな空気のかたまりが通りぬけていく。

日中に感じる「残暑」も、山の中ではそれ程きびしくない。

一足早く秋がやってきた。
なきおくれた「セミ」の声も弱々しい。
「赤トンボ」はさらに色づいて夕陽に向かってとびかわっている。

ベランダの桜の葉が落ち葉の支度をして、いつでも枝からはなれられるように身構えているようだ。

秋は食欲の季節。

食事を楽しんでいただくためには、「シェフ」の腕にも「力 ちから」が入る。

料理人を喜ばせるお客様の言葉の中に、「昔の味」を楽しみましたというのがあった。
うれしいことです。

いつまでも楽しんでいただける「昔の味」をつくり続けたいと張りきっています。

 

 

09月14日

山荘をオープンした20年前、宿泊棟のベランダの前の斜面に植樹した木々が大きく育ち、その高さがベランダと同じになって「そのながめ」がすこぶる快適、とのお言葉をいただく。

部屋での喫煙をお断りした甲斐もあり、空気の匂いがそのまま自然であり、これもお客様にはご満足いただいています。

このロケーションは、小鳥たちにも好まれているようだ。
木々からベランダへ飛びうつり、ベランダであそび「たわむれる」。四十カラ、小ガラ、ヒヨドリなどそれぞれがかわりばんこにやって来て、順番待ちでベランダで小休止している。

そこは争いがないので平和である。
自然をいつまでも大切にしていきたいものだ。

のんびり、ゆったりして一日を楽しんでもらいたいと思います。小鳥たちのように。

 

 

09月25日

雨の多い9月であったが「中秋の名月」はみることができた。

「月」や「星」をなつかしく雑木林のすきまからながめ、深みゆく秋を感じる。

BGMの虫たちの声も音色が高い。

そんなロマンチックな夜を楽しめたのは、わずか2日程、今週は雨期のような日が続く。

雨あがりに山荘への坂道の「土」の整備をする。

通路を「コンクリート」でかためてしまえば「楽」なのであるが、「土」を雨水がおし流したら流れた「土」を運び上げればよい。と、ずっと20年間その作業を続けてきた。

このメンテナンスがちょっと身体にきつくなてきたが、これも運動のひとつ……と、「アセ」を流している。

それにしても雨が多すぎる。
「白いキリのベール」が景色をまた変えた。

 

 

10月03日

カラフルな色の木の葉が坂道に「落ち葉」となって散らばっている。

その数が少しづつ増えている坂道をセキレイに似た小鳥と一緒に歩く。

散歩と云えば聞こえがよいがわずかの時間だが自分としては満足なひとときである。

小鳥はゆっくりと歩くこちらに合わせるように前方をちょっと飛んでは地面に舞い降り 、ー長い尻尾を上下に動かしながら歩いていく。ー

深まりゆく秋の山道は空気が冷えて気持ちがよい。

しばらく歩くと、小鳥はもう一羽が加わり、動きが「にぎやか」になった。

こちらに合わせて歩いていた小鳥は仲間と一緒に雑木林に飛んでいき姿を消した。

一人残された自分も坂道をくだることにする。

 

 

10月14日

前山に「コダマ」して花火の音が聞こえてくる。

「山里のまつり」が始まり、秋の深まりを感じる。
少しづつ木々が落ち葉をおとす。

枯葉が枝からはなれ、弱い風にのってとんでベランダにたまる。

その落ち葉を地上におとすのも、この季節の日課である。

友人のボランティアにより「ペンキ」をぬったハケの跡がまぶしくひかる。

ありがたい申し入れに心から礼をいいたい。

20年をすぎた「山荘」は、いつもこのようにして誰れかに助けられている。
おかげで自然の中できれいさが保てられるのです。

はき清めたベランダに座わりコーヒーをのむ。

自然とくちずさむのは名曲「枯れ葉」である。
途中から「雪が降る」になぜか曲がうつっていても誰もとがめることはない。

秋はますます深くなっていく。

 

 

10月22日

桜の枝から「くもの巣」の糸がたれさがり、それに一枚の「落ち葉」がからまり「くるくる」とまわっている。

それにしても「くもの巣」の糸は強く、この季節の強く吹きつける風にも負けていない。
もう今日で何日目になるだろう。
ちょっとした「くもの巣」と「落ち葉」の自然の「コラボ」にも季節を感じる。

目の前のベランダにおちる枯葉の数が日毎に多くなってきたが、木の葉を全ておとすまでには、まだ早い。

昨夜は雨が降ったので、ぬれた「木の葉」を重くしたようだ。
ついに「くもの巣」は夜中のうちにおちたようだ。

数日間の自然の中のサーカスは終わったが、さらに秋は深まり、別な山荘の風情を感じる季節となりました。
朝の冷えた空気にふれるのも「山荘」の楽しみかも知れません。


 

 

11月02日

ベランダからながめると、前山のふもとにある里山の部落がはっきりと見える季節がやってきた。

ジャマをしていた桜についた葉が少なくなってきたからだ。雑木林の中も日毎に見通しがよくなってきた。

寒さが気になるが、山の中はこの季節が一番好きだ。

早朝の鹿のなき声も一段と大きくなり、人なつこいジョービタキの動きも早くなった。
夏の間はどこに行っていたのだろう。
フンをかけられる我が車「ランクル」被害を考えれば「にっくき」相手であるが、「がまん」のシーズン到来である。
やがて「いたずら」の大物「いのしし」もえさを求めてやってくる。そして争いがはじまる。

自然界との「こぜりあい」は、今年もやってきた。

11月の「おそい紅葉」のはじまりはこれからです。

 

 

12月01日

すっかり葉の落ちたベランダ横の桜の大木にやってきた「十姉妹」の一団が風の谷間の方に去っていった。今は動くものがなにもない。

前山のおそい紅葉も色づき、来荘の方たちを楽しませてくれる。

宿泊棟の登り口にある「カエデ」の葉は、昨夜の強い雨にうたれ、2/3ほど落下してしまった。

県道からはなれ、山荘への登り口の坂道の道路の両はじは、しめっているせいか「ミミズ」がたくさん生息している。これを大好物としている「いのしし」が「スコップ」で掘りおこしたような器用な穴をあけて食べつくしていく。
やがてこのあたりを食べつくせば、山荘の近くまでやってきて「山ゆり」の「根っこ」を食べにくるだろう。それを追い払う術もなく静かに?・・・見逃すしか方法はない。

「いのしし」たちに教えてやりたい。
何事も「ほどほど」に・・・と。

 

 

12月14日

例年より道路につもる落ち葉が多い。
つもる理由は雨が少なかったのだ。

落ち葉が坂道につもると、それを雨水が坂道を川のように流れ、おし流していくのである。

自然のこんな違いも、山の中にいると感じるのである。

やがて木の葉の落ちてしまった雑木林が冬の姿を見せてくれる。

さえぎるものがなくなった木々の間から星や月が見られるのも、これからの季節だ。

それも美しく、寒さも気になるが、暖房のある部屋からそれらを見るのも「オツ」なものだ。

冬は冬の姿があり、それを楽しみに山荘をおとづれてくれる方たちがいる。

もうすぐ X'mas だ。山の中の X'mas もまた楽しいものです。