01月10日

天気のよい日が続く。

夜になるとたくさんの星の天体ショーが見られる。

寒さが気になるが、これがすぎねば春は来ぬ。
レストランのベランダに出ると、見通しのきく雑木林が見える。

全べての葉が落ちた雑木林は、木々の間から地面まで見えるので、これもまた美しい景色のひとつである。

この雑木林の木々は「山荘」のオープン時に植樹したもので17年ぐらいの間に大きく成長した。

木の成長は早く、すっかり「山荘」の風景の中になじんでいる。

宿舎棟のまわりの「山茶花」が今が満開、花の少ないこの季節のゆいいつの花のニュースとなる。

来荘された方たちの会話の中で「次は桜の咲くころ」に来ますと、春を待たれる気持ちがこもる。

今年もよい年でありますようにと祈りつつ、ベランダの風車がゆったりとまわっている。

 

 

01月20日

    午後6:00 ディナータイム

昨夜からの強い風に掃き清められた夜空は、晴れわたっている。

まるい月が杉林の上にうかび、その明かりに「えいきょう」されることなく、光る星が無数に輝いている。
あたり前のことが、なにか得をしたような気分になるから不思議だ。

寒さを忘れ、坂道でたたずみ星を見上げている人たちを「夕やみ」はさらに包み込んでいく。

この季節、木の葉がすっかり落ちた雑木林も、自然な冬のおくりものだ。

寒さがあたり前と思うと気にならない。

つめたい空気に木々の香りがついているのも木の葉とはまた別な味わいがある。

「満天の星」をみようとすれば、明方3時ごろみるのもよし。

「カーテン」をあければ、部屋の中から見える。

その時間、「月」は前山の上空に残っている。

「流れ星」が見えるのもその方向である。

 

 

02月01日

消え入りそうな細い月が8号室の上にある。

静かな朝だ。

先程まで小粒な雨が降っていた。30分後には「月が見える」。

平年よりあたたかな早朝、もうすぐ夜があける。

山里の犬が弱々しそうに「ほえている」。

山の自然の中で、一日が始まる。
いつもと同じようにあまり変化がないが、ベランダの前の「ミヤマキリシマ」や、
桜の木の枝の先端が太陽に向かってのびている感じがする。

あけがたの「おしめり」が、活気づけたのかも知れぬ。

冬の寒さの中で気にもならなかった茶畑も、出番を待つように
少しづつ名物、「たまの木」とともに、アピールがはじまった。

もう春をむかえるスタンバイはととのった。

予報ではまた寒波がやってくるようだが、それはあまり気にならない。

なぜなら山荘のまわりの木々が春のおとずれの息吹きをはじめたからである。

 

 

02月14日

2月に入り、めまぐるしく天気が変わる。

暖かかったり、大雨が降ったり、そして寒波がやってきて日本中に積雪があった。
(その日、山荘には雪が降らず一日中雨でした。)

昨夜は満月に近い月が山荘を照らし、星たちとの競演は見事であった。

天気予報では、明日からまた寒波がやってくるらしい。

大雪の心配もあるらしい。

山荘へ来荘されるお客さまからの問い合わせが多い。

雪による道路の心配はありません。
(しかし、この10年間で4−5回積雪があった。2−3センチで午前中には消えてしまったが・・・)

若し、積雪がありましたら四駆でおむかえに行きます。
(その時は、お客さまのお車は三倉の町の中に駐車をしていただきます。)

 

 

02月24日

まだ寒い日が続く。

雪の被害のニュースも多い。

この地方には積雪が一度もなく、たっぷりと降った雨水で木々が元気づいている。

日中は風がなければ暖かいので、小鳥たちの声がずいぶんとふえてきた。

昨日は初音(ホトトギス)がないた。今年になって一番目の「おひろめ」だ。

さすがに早すぎたと思ったのか、2-3回だけでやめてしまったが…………

もう、春が「そこまで」やってきている。

梅の木も花が咲いてその場所を知る。

小鳥たちが集まっているので、「なにかおいしいもの」でもあるのかな…………

仲間に入ってさわぐ日も近い。

 

 

03月04日

きりさめのような天気は、山荘全体を「すみ絵」のようなムードで楽しませてくれた。

「キリのカーテン」は次から次へとうまれ、そして消えていった。
梅の花は満開の見ごろで、雨の中でも小鳥たちがじゃれあっている。

「うぐいす」の声も聞こえるが、まだ本調子ではない。
「キリの中にうかぶ山荘」、消えてはあらわれる「梅の花」、「うぐいす」の声。

春らしき「ふんいき」を俳句にしようと「メモ帳」とエンピツを持ったが、風流なのは「そこ」までで、「キリ」の世界の中で「ただ」見入るのであった。

雨はたっぷりと降って木々に水分を与え、午前中にはやんだ。丸一日半、「むせぶような山荘」は紅い夕陽をうけて、別なふんいきを見せはじめた。
天気のうつりかわりが景色(けしき)を変えてくれる…………自然のプレゼントだ。ときには「ムゴイ」ことも与えるが、静かに「それを受け入れる」気持ちがあれば、次から次へと「あきさせない」ドラマを見せてくれる。

ディナータイムとなり……レストランのライトがついた。

坂道の誘導燈が「えんりょがち」に足もとをてらし、ファミリーを夕食へとさそう…………
…………さあ、シェフの出番である。…………

 

 

03月18日

「春の満月」の夜……主役の「月」は風もなく、少しまわりが赤みがかって見えた。

梅の花が散り「モモ」の花が山里に咲く。

全てに「春」を感じさせるので、「うぐいす」もあわただしく「なきあわせを」始める。
本調子がでるのには、まだ早いようだが……

昨年も「うまかっただろう」キャリアのあるうた声を聞かせてくれる日は近い。

今年は「ジョービタキ」との争いはない。

毎年、今ごろは「愛車ランクル」に「フンコウゲキ」で多大なる被害を与えているが、「目」があっても知らんふりをしている。

原因は「なわばり争い」になる「みつまたの木」が台風の影響で折れてしまったのだ。

こんもりとした枝ぶりはすばらしい住処であったようで、その近くに駐車する「車」は「テキ」であったのだ。

おかげさまで今年は「静かに」花見ができそうだ。

 

 

03月27日

桜の話題でにぎやかです。

今年はどうでしょうか?……

昨年は「ウソの大群によって」さくらの「つぼみ」を食べられてしまい、「パラ、パラ、」と咲く「さくら」を悲しくながめたものでした。

今年は……大丈夫でしょう。

昨日の雨で英気を養った「山荘」の「桜の木」は、ここ2〜3日で咲きはじめることでしょう。「つぼみ」のふくらみ状態は良好です。

小鳥たちも集まってきています。

今年の「ウグイス」は、昨年までの「ベテラン」がたくさん来ていますので、早くも「なきあわせ」がはじまっています。

「なき声」のトーンも、急に暖かくなったせいか高いような気がします。

 

 

04月04日

桜、満開。

めじろ、四十ガラ、コガラ、うぐいす、ヒヨドリ……
みんな満開の桜の花の中をとびまわっている。
ついばんでいるのは、花の「みつ」か……
それとも小さな「ムシ」か……

動きまわっているので「ハシャイデ」いる様子はわかる。

小鳥たちにも、この桜の花の中にいる時間が決まっているようで、せわしなく動いて、そして去っていく。

それぞれの群れの中に統率(リーダー)するものがいるのか、別の木に移っていくタイミングが実にあざやかだ。

たくさんの桜の花の中にあって残念なのは、「ミヤマキリシマ」のあざやかな紅色が、強く降った雨のために「一日で散って」しまい、アベックで満開を楽しむことはできなかったが、散り花が地面でジュータンのように広がって見えたのが印象的で、美しいアート作品を見るようであった。

 

 

04月12日

花が咲き、散りゆくあとから若葉が芽吹く。

例年、同じ繰り返しなのだが、今年は、やけにそのスピードが早い。

こんな話題を何回となく聞いたのも気のせいだろうか……

それにしても、今年の桜は評判が良かった。

昨年の分まで咲いてくれたようで、来荘のお客様のカメラにおさまり、よい思い出の「おみやげ」となった。

山荘の桜は「朝、夕の」ひんやりとした空気に守られるせいか長持ちする。

満開のころ雨が降ったので心配になったが、「がまん強く」頑張ったおかげで「のんびり」「ゆったり」花見をするすることができたのもありがたいことです。

老樹……(失礼ながら…) に感謝する。

来年のため、「しばらく」お休みください。

 

 

04月25日

花が咲くのも美しいが、やがて役目を終えて散っていく花ビラにも風情といふ「粋」なおくりものがある。

風の強さで動きが変わり、「なかよし蝶」のように舞いながら飛んでいく。
風がないと「花ビラ」の重さだけで「ゆっくり」と落ちてくる。そして坂道に美しい「もよう」をつくる。

地面はキャンバスとなり仲間に加わる。

「つがい」の山鳩がやってきて、地面の花ビラをつついて遊んでいる。

近づく足音に「めいわくそうななき声」をあげて左右にわかれてとび去った。

地面の花ビラがそれにつられて動いたが、その動きには枝からおちてくる美しさはなく、色もあせて変わりゆく季節の早さを感じさせられるのである。

山荘の新緑は深緑へと移りつつある。

 

 

05月02日

山荘が新東名のおかげで近くなり、昼食のお客様がふえました。

新東名は車の数も少なく、走行する道路も走りやすく、快適なドライブを楽しめるようで評判がよいのです。

新緑から深緑に変わった木々を左右にながめながら、インター(森、掛川インター)から25分で山荘に到着です。

心地よい風と山の中腹に建つ山荘から前の山をながめると、「ただそこに山がある」だけなのに、気持ちが洗われるようです。

お食事がおいしく感じるのも、この景色のおかげです。料理の素材の味を「ひきたててくれる」使用する「水」は、山荘の裏山から「しぼりでて」いるのをいただいています。

自然に感謝する毎日です。

 

 

05月10日

昨年よりも、木々の緑が多く感じるベランダに座って新茶をのむ。

この新茶は、山荘より10分程車で走った、山里の方からいただいたもので、深みがあって風味がよい。
おいしい新茶を「マイカップ」「赤焼き」の名器でのむと、さらに「おいしく」なる。

この「赤焼き茶わん」もいただきものである。

季節は深緑、風はさわやか・・・・・・
名器の「茶わん」に新茶を入れて「じっくり」と味わうことの「幸わせ」は、言葉には「言い尽くせぬ」ものがある。

ベランダから「眺められる」全べての「山並み」が「自分一人のものだ」。こんなことが感じられる自然の中で「おいしさ」に、そして「美しさ」に、「カンパイ」だ。

先程から近くの木の枝で鳴く「うぐいす」たちも同意見のようだ。

 

 

05月17日

「こいのぼり」がおよぎ、新茶を刈る茶刈機の音が山里に鳴りひびく・・・

数日間の「にぎやか」な風景が終わり、今は静かな山荘にもどりました。

例年だと「コジュケイ」の「なき声」が聞こえるのであるが、その声を聞いたのは数えるぐらいの回数であった・・・少しばかり気になるが・・・・・・

気になるのは「いのしし」の出現の「ウワサ」もない。「山の中に」「たべもの」が「たっぷり」とあるので「山里」までやってくることがないのだろう・・・というのが山里の人たちの話である。
いづれにしろ、田畑を荒らされないですむことは、平和であってよいことです。

それにしても、「今年はウグイス」がたくさんやってきていて「にぎやか」に「なきあわせ」の競演をしている。ほとんど姿をみることはないが、じつに「のどかな」・・・毎日である。・・・

 

 

05月27日

うっとおしい雨も木々にとっては最高のごちそうである。

恵みの雨水は、地面に栄養分を残し木の根っこを元気づける。

そのおかげで枝の先まで活きかえった。・・・・・・新緑の雑木林からは「おいしい」木の葉の香りが空気の中にシェークされて、はきだされてくるのです。

山荘のまわりの空気は「バランス」の良い味覚のフルコースのように喜ばせてくれる。

両手を広げ「思っきり」深呼吸をすると体内の空気と入れかわって「元気が倍加」された自分がいるのです。

三倉川の岸辺の「ねむの木」にも小さな「葉っぱ」がつきはじめた。

雨期が近づいたのである。

 

 

06月04日

雨が降ると三倉川の流れが速くなる。
いつもはゆったりと流れ、水音もせず、川面に舞う、黒トンボに遊び場を与えている「のんびり」な川が、まわりの山の土をおし流してくるので、「どろんこ水」になっている。木々の小枝もいっしょになって流れて来くる。

水の流れは集められた山全体の雨水であるから、雨が止むと時間で色が変わってくる。3〜4日で元の静かな「流れ」になって「何」もなかったように「山里の小川」となる。

岸辺にはたくさんの「ねむの木」があるが、雨水をたっぷりと吸っているので元気がよい。
枝の先々まで「地味」な葉っぱつけて、やがて可愛い花をつける。

そして「山里」のおそい「田植え」がはじまる。
田んぼに流れる命の水も「雨水」のおかげである。

 

 

06月13日

宿泊棟の坂道に笹ゆりが咲いていた。
「つゆどき」の荒れた天気の中で一生懸命咲いたのだ。

例年だと山荘のまわりには10本くらい咲いて6月の「花だより」の主役になるのだが、今年は1本だけがさみしく咲いた。

1本の心細そうな枝に2つの花をつけ、最後まで「しっかり」と咲いて「花ビラ」は散っていった。
「生命」の力強さは「はげしい風雨」にたえていたので「ケイタイ」のカメラに何回となくおさめた。

今年は「いのしし」が現れた様子はない。
「ゆりの根」を好物としているので、「そのエジキ」にあったわけではないが、「小さな」「カレンな花」が一本だけというのは「さみしいかぎり」の自然の「おくりものである」。

坂道の「手のとどく」場所にあって誰にも折られることなく咲き続けたことは「来年」への期待がもてそうだ。

明日からは「つゆのハレマ」が続きそうだ。

 

 

06月26日

東名袋井インターから「山荘への」アクセスは、森町への一般道路と、農道を走るコースがある。

山の自然がお好きな方には、この農道コースをおすすめしている。

久しぶりに雨が降った「カラつゆ」の午後・・・・
夕方には雨がやんで雨雲のすきまから「真赤」な太陽が顔を出している。

不思議なほど「赤」く見えるのは、その大きさにもおどろくが、「山並み」の尾根からながめると、自然の「ヒミツ」を「かいまみる」ようだ。

途中に第二東名のインターがある。ETC車は、ここで本線に入ることが出来るので、第二東名森インターチェンジで降りることも出来る。

便利なアクセスと、「山また山を」ながめると「山荘」がずっと近くにあるように感じる。

もうすぐ・・・三倉川が見えてくる。

 

 

07月02日

レストランのベランダに座わり「渋茶」をのむ。

老木の桜の枝には「山荘」名物「7月のウグイス」が動きながら名声を聞かせている。

それに答える仲間の「なき声」も落ち着いていて成熟しきったもの同志の競演だ。

「7月」の「ウグイス」の声はめづらしいので「さすが山奥ですね…」と、おほめ…の言葉をいただく……

ウグイスにとって住み心地がよいかは朝、夕のさわやかな風が長居(ながい)をさせる原因かも知れぬ。

「カラつゆ」…と思っていると「大雨」が降ってあわてさせられるが、天候ばかりは「先」がよめない。

「カラつゆ」の年は猛暑が続くとか……
朝と夕方が冷える「山の空気」を期待するしかないが、夏が来なければ「秋」が来ない。

「わずか」1ヶ月半の「夏のあつさ」ガマンをすることにした。

「涼しさのある」「山の空気」と仲よくなって夏をむかえる………

 

 

07月18日

もうすぐ「つゆあけ」だ。

つゆの間に台風がおおあばれしていったので、「つゆ」のことをすっかり忘れてい
た。

日本各地に被害をもたらした台風は、風よりも大雨の注意報が丸2日間テレビの
ニュースとなった。

「山荘」のある場所も降雨量はふだんでも多い方なので、早めの「キャンセル」をお
客様に「おすすめ」したので三日間は、休日をとり台風に注意をしていたが、「いつ
もより」少ない降雨量であったことも「山荘」のニュースとしてお伝えできる。

くわしくは台風が「それて」いってくれたのである。

「キャンセル」をしていただいた方たちは、別の日に来荘されるので「ごめいわく」
が少なくてすみました。

 

 

08月01日

「つゆあけ」のニュースと、次々とやってくる台風のことが重なって、季節感があわ
ただしい7月の終わりであった。

日中は猛暑の記録ラッシュ・・・・・・そんなムードの中にあって、「山荘」の朝夕
の涼しさには感謝するのである。

「うぐいす」や「ホトトギス」がないているので「あれはナニ・・・」と不思議がる
人も多い。
すなわち、この小鳥たちにとって居心地がよいのである。

「街の中」の数少ない木の上で「せわしないあつさ」を感じる「セミ」の声も、「山
の中」では、場所とりをしなくてもすむので「じつにおだやか」にないている。

そんな観察ができる「山荘」に子供たちがやってくる。夏休み中は「にぎやかに」な
るので虫や小鳥たちも出番となる。

 

 

08月21日

夏の山荘はにぎやかでした。

いつのまにか「たくさんの高砂ゆり」が咲いていた。

花の盛りはあっというまにすぎて、季節は9月へと移っていく。

日中のあつさは相変らずで残暑のきびしさがあるが、山の朝夕は涼しく、気持ちがよい。

日中とのあつさのギャップがあるが故に「山の空気」がありがたく、その環境の良さに満足をしている。

それは「いつまでも居残る」「うぐいすやホトトギス」にとっても云えることで「秋のおとずれを」感じさせる。

「虫」たちとの「なきあわせ」がなんとも云えない心地よい「ふんいき」をかんじさせてくれるのである。

今年は「いのしし」の被害がほとんどなく、「ゆりの花」の数は多い。細い1本の枝に花が咲く中に、4〜5ヶの花をつけた「カンロク」ある枝の花たちも数多くある。

「ゆりの花」の「山荘」の復活である。

 

 

09月04日

9月の山荘。

さわやかな風に「すず虫」たちも気持ち良くないてくれます。

赤トンボは、あまりの多さに空中の交通整理が必要です。

ふしぎな「うぐいす」の声も少なくなりました。

夕暮れになく「ヒグラシ」も、終わりを告げるように静かにないています。

まわりは、すっかり秋の気配です。

これからは食事もさらにおいしくなります。

食欲の秋は「つくりびと」料理人…にとっても楽しいときです。

秋風に吹かれながら「むしたち」や「小鳥たち」の声を聞いて「のんびり」「ゆったり」としてください。

 

 

10月04日

山里のまつりはかけ足でやってくる。

いつのまにか「ちょうちん」をつける角棒が道路に並ぶ。

電球の配線はまだされていないが、「まつり」の日が近づくにつれ少しづつ準備がすすむ。

この日のために山里の若者たちが「村」にもどってくる。

毎年くりかえされる「山里のまつり」は地味だが、地元の人たちにとって「大きなイベント」だ。

「まつり」のシンボル、屋台はまだ倉庫の中にあり出番を待っているが、「タイコ」や「フエ」の音色にさそわれて、雄姿をみせる日が近い。

屋台を「ひきまわす」人たちは少ないが「モーター」のおかげで坂道も心配はない。

道路に咲いた「コスモス」も「まつり」の日を待っている。

 

 

10月17日

木々の落ち葉が美しく舞う。

あとから続く落ち葉が左右にわかれて落ちていく。

坂道につもった木の葉が雨が降ると小川の流れのようになった坂道を流されていく。

流れにさからって木の葉の小さな小山をつくるのも大雨の後の風景になる。

この「カタマリ」の木の葉のまわりで遊んでいるのは「つがい」の山鳩、近づく車の音にもあわてる様子もなく「なにか」をつついている。「虫かな」「木の実かな」・・・

しばらく「つきあって」「ながめている」。

坂道のまわりには杉林があるが、秋のこもれ陽が地面に「つきささるように」刺していると秋が深くなっていることに気がつく。

名曲「枯れ葉」をくちづさんで静かに車をスタートさせた。

 

 

11月06日

すべての町内の「まつり」が終わり、静かな田舎町がもどってきた。

「まつり」の余韻は、屋台が引きまわされたあとの、いくつもの輪立ちのみが残っているだけである。

この「まつり」のために、たくさんの若者がもどってきたが、その姿ももう見えない。
わずか数日間であったが、都会のあわただしさの中で「ふるさと」の良さを思い出してくれているだろうか・・・・・・

・・・・・・町から離れた「山里」といっても、「ふるさと」には「思い出」はたくさん残っている。
それを感じさせてくれる「まつり」は、大きな「イベント」なのである。

静かな「山道」には「いのしし」をはじめ、「たぬき」やたまには「鹿」などが「のんびり」と姿を見せる。

今のところ「あまり」「わるさ」はしていないようだが、これも秋の終わりの「風物詩」であろう。・・・・・・

「山荘」のまわりの木々の「落ち葉」がすすみ、見通しがよくなった。この季節もまた楽しめるでしょう。

 

 

11月18日

山荘のベランダ横にある桜の木の葉がすっかり落ちた。いつまでも枝にすがりつく数枚の葉っぱを残してはいるが、もう冬支度は済みつつある。

「もず」の声が雑木林から聞こえてくる。
その声におどろいてか、小鳥の声はなりをひそめ静かである。

宿泊棟の「コタツ」はお客様には好評で人気がある。
夏の卓袱台(ちゃぶだい)は役目をおえて押し入れの中へ・・・・・・

地味で質素な部屋の中から見る「山並み」の景色は「冬」になるとさらに「自然」を演出してくれる。

雪のない「山荘」は今年も冬をむかえつつあります。そうです、雪の心配がないのです。

 

 

12月05日

北風が雑木林の木々をゆすっている。

たえられなくなった木の葉がその風にのってとんでいく。

12月の風はきびしさがあるが、部屋に入ると暖房のあたたかさがやさしくむかえてくれる。

囲んで座るコタツがこれも「山荘」の名物である。

トランプで遊ぶ人たち、句会をする人たち、マージャンも楽しそうだ。
冬だからすることがたくさんある。

街の中のせわしさを忘れさせる自然の「静」がある。
こんなふんいきの中で「お仕事」をされている人もいる。

「おかげで仕事が?片づきました。」・・・・・・の言葉にも、これも「山の中」だから・・・・・・はかどったのであろう。

ニュースでは寒波が来ているようだ。
雪がふり続くところもあるが、大雪でないように祈る。

雪の降らない「山荘」にとっては風流に見えるが、除雪を行なっている人たちには同情をする。

 

 

12月13日

山荘のまわりの木々が、すっかり冬支度をが終わり真冬をむかえる。

強風にもたえるちからは充分にある。

季節風は、ようしゃなく木々をゆするが、気持ちよさそうに左右にゆれて軽くいなす。

冬はきびしくなるが、自然は強いちからをもつ。
そんな様子をみていると、寒さも気にならない。

もうすぐクリスマス。新東名のおかげで、クリスマスディナーをご予約されるお客様もいらっしゃる。

12月20日(土)〜12月24日(水)までのクリスマスメニューが楽しめます。
価格は通年同じですので、クリスマス期間中のサービスとなります。

お知らせしています「山荘」の宿泊予約スケジュールも、満室の日が多くなっていますが、思わぬキャンセルもありますので、お問い合わせ下さい。

お正月がすぎますと「山荘」も静かになります。
のんびり、ゆったりと新年をむかえます。