1月29日

毎年のことながら、この時期になると「みつまたの木」が来荘の人たちの話題になる。

冬、全て葉のおちている木々の中で「白いつぼみ」をつけている「みつまたの木」は気になるようだ。

この「みつまたの木」はこの山荘を建てたときに植樹したので、もう12年目になる。あの細い木が今や立派な木となり、どっしりと地面に根をはっている。

この木を「なわばり」にするジョービタキが木から木へと移動をする。近くに「山椒の木」があるが、するどい「トゲ」が気になるのかその木はさけている。

「ジョービタキ」は若い「オス」で、ときどき気にするように視線をむけるが「この人、善人だ」と気づくと逃げることはしない。

やがて「みつまたの木」の白い「つぼみ」が黄色く色づくころまで「ジョービタキ」との「おつきあい」はつづく。

 

1月19日

垣根の山茶花(さざんか)の「花ビラ」を「メジロ」がつついて地面に落として遊んでいる。

山荘のまわりに咲く花は、それぞれの季節の使者になって、目一杯開いて見せてくれるので旬を知ることになる。

山茶花の花の数が多いので、満開の日が長く続く。

おかげで「山茶花の宿」としてその役目を果たしてくれるのでありがたい。

北風の吹く寒さの中で、鳥も花もそれぞれのスケジュールに合わせ、冬の去るのを待っている。

 

1月6日

暮れから新しい年にかけて見る景色の中で、枯れた「ススキ」の穂の「林」が目立つ。

紅葉も、まずまずの色を楽しませてくれたが「ススキ」の風にゆれる風情がよい。
今年は例年より多く繁殖したので、「けものみち」まで「ススキの林の中」にあり、ずっと谷の方まで続いている。

この「ススキ」と「茶畑」と「たまの木」をバックにたくさんの来荘のお客様が「2008年のお正月」の記念写真をとられて帰られた。

早いもので新年も一週間がすぎる。
一段落した仕事の合間に「ベランダ」に座って「コーヒー」をのむ。

今年の「ゆめ」は「何にしようか・・・・」と前方の山を見る。
そして思いつく。やっぱり「ゆったり」「のんびり」としていこうと「今年も」地味なスタートとなった。

三鞍の山荘
今井克宏