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今回は小江戸として知られる、埼玉県川越市に行ってきました。川越市といえば蔵造りの街並として有名。一つ一つに先代の知恵が感じられます。
さてまず最初の写真は川越のシンボル、時の鐘。この時の鐘は「残したい日本の音風景百選」
にも選ばれています。午前6時、正午、午後3時、午後6時に鳴らされる鐘の音は、川越の街中に広がります。今の時の鐘は4代目。400年も前から変わらず人々の生活に時を知らせています。
そして川越市といったらこの蔵造りの街並です。 建物が漆喰で造られた蔵のような家が続いています。江戸時代、川越の人たちは江戸を見倣って火事に強い蔵造りの家を建てたそうです。結構かかるこんな家をたくさん建てられたのは、川越の街が潤っていた証拠。江戸に入る米や織物といったいろんな物が川越に集まり、そのため大変川越は賑わっていたようです。火事に強いという話も本当で、実際に明治時代に起きた大火災では、特にひどかった地区で燃えずに残っていたのが数件の蔵造りの家だったそう。昔の職人の知恵ってやっぱりすごい。こんな蔵造りの街並を、川越の人たちは愛し大切にしています。

レトロなバスが走っています
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ところで川越に来る前の日、私は新宿に泊まったんですが、ここは日本かって思いましたね。やっぱり飲食店が気になって街を歩くことになるんですが、他の国の料理屋が多いこと。まるで日本の中にある異国です。それだから川越に着いた時のギャップが大きかった。
でもまあ、なんですか、新宿を歩いている人を見てみると、顔に自分の欲望が出てるんですね。酒、女、金。結構みんな正直に生きてるんだなって、面
白かったです。
さて話を川越に戻します。こちらは徳川家康が信頼した
天海大僧正の建てた喜多院。徳川家光と春日の局にも所縁がある寺です。客殿や書院に、徳川家光誕生の間や春日局化粧の間
があります。といっても家光が川越で生まれたわけでは無く、もともと江戸城にあった建物を川越に移したそうです。
またここには五百羅漢という、500体余りある羅漢像があります。一つ一つ違う顔をして表情豊か。やっぱり人間もみんな違うから面
白い!
川越の中で一番感動したのが、本当の百畳敷の部屋で食事をしたことでした。写
真を撮れなかったのが残念でしたが、広い部屋の天井を通る太っい梁が、なんともいえない存在感。あんなのどうやって通
したんだろう。木を組み合わせて建てる日本の建築技術の素晴らしさと、職人の知恵に感動しましたね。古きを訪ね、そしてまた古いものはいいと、実感した旅でした。
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