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「スランプになったら初心に戻れ。」
今年は100年に1度という大変な年になりそうです。連日のように悪いニュースを聞いていると、なんだか気も塞ぎがちですが、人のせい、そして世の中のせいにしていてもなにも始まりません。
私はこういう時に一つの言葉を思い出します。
それが「スランプになったら初心に戻れ。」という長嶋監督の言葉です。
飲食店にとっては、ただ店を開けていればお客さんが来てくれた時代は、とうの昔に終わりました。商売はお客さんが来てくださってなんぼ。どれだけお客さんを大切にできるか、そこが原点だと思います。
この店は開店してもう32年。たくさんの方々にご愛顧いただいているおかげで、ここまで続けてくることができました。「来”留芽さんはあってあたりまえ」、「もうこの街の景色みたいなものだ」、そんな嬉しいお言葉をかけて頂くこともあり、本当に感謝です。
しかし人間最初は感謝するものの、そのうちあたりまえと思ってしまいがち。私たちの側が、お客さんが来てくれるのがあたりまえ、と考えてしまってはいけません。常に感謝の気持ちを持ち、そのための謙虚さが必要だと思うのです。
ちょっと暇になった、そういう時こそじっくり腰を据えて考え事ができるのではないでしょうか?無駄にバタバタ動いたってしょうがありません。冷静にがんばりたいですね。
食事は、ただ空腹を満たすだけではありません。ごはんを食べ、景色を眺め、会話を楽しむ。五感をすべて使った、動物にはない人間だけに与えられた営みです。
せっかくの大切な時間を、私たちの店で過ごすことを選んでくれたお客さんたちに喜んでもらいたい。
来”留芽では、今年も食の安心と安全とスローフードをモットーに、よりお客様が喜んでもらえるよう、地元の野菜や食材をできる限り使っていこうと思っています。そしてなにより、心を込めたちゃんとした料理を作り続けていきたいと考えています。
そう、私たちにはこれしかできないのですから・・・。
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