Bonne anee!
2010年新しい年が始まりましたね。みなさんにとって素敵なことがたくさんたくさんありますように、心から願っています。そして私からもささやかだけど素敵だと思えることが伝えてゆけたらいいなぁと思っています。
この仕事をしていると日々いろいろな人との出会いがありますが、12月から1月にかけては、特に人と人とのつながりを意識する機会が多いように思います。相手への気持ちを表す「プレゼント」をするシーズンだからでしょうかね。もちろんワインを贈られる方も多くおいしいワインに命をかけている私としては一人でも多くの方に喜んでいただけるようお好みのチョイスにはげみます。
そんな日が続いた12月も20日を過ぎたある日、学生服にマフラーをしたかっこいい高校生の男の子が入ってきました。単細胞の私は去年まで高校生だった次女の後輩かなぁ〜と思い込み 「こんにちは!吹奏楽部の 子?」なぁんて、いきなり 話しかけようとしたら彼は 苦笑いしながら「いえ、買い物に来たんです。アプリモアを1本プレゼント用に下さい。」と言うじゃないですか?!「へっ???アプ リモアぁ???」私は思わずすっとんきょうな声を出してしまいましたがな。だってアプリモアをプレゼントに買いに来るイケメンの若者なんてめったにいない・・・。
南高梅と赤紫蘇から作られたアプリモアはクエン酸が豊富でおいしくて、日本一疲れをとるジュースです。疲労回復には最高の自然飲料なので毎日飲んでいる中高年の方、若い方でもスポーツやったりする部活のお子さんを持つお母さんなどが買いにみえるんだけどね。
我に返って「あっアプリモアね。初めてなのによく知ってたね〜!」と、ラッピングしようとして言ったら、笑いながら外を指差す彼。
えっ?!外?!
「看板です。通学途中に毎日見る“日本一疲れをとるジュースっていう看板が気になって、どうしても母にそのジュースを飲ませたかったんです。」って。そうなんだ・・・。
「それにね、ボク初めてじゃないんです。夏に1回勇気出してお店に入ったんです。そしたらアプリモアは3000円ってわかって、そのときの僕には買える金額じゃなくって。でね。クリスマスプレゼントまでには何とかなるぞって思ったんです。」
「え〜!!じゃ、じゃ、お金ためて?」
「そう、半年かかっちゃったけどクリスマスに間に合って良かったです。母は本当にいつもがんばってるから」・・・
もう号泣です。なんて優しい息子さんでしょう!そして、そんな優しさを育てたお母さんはなんて素晴らしいんでしょう!暮れの喧騒も忙しさも彼のはにかんだ笑顔で吹っ飛びました。ラッピングのリボンなんて3連かさねのゴージャス版にしちゃいました。
「ありがとうございました」と、笑顔で帰っていく彼に「私の方が100倍ありがとうって言いたいよ!」と、伝えました。相手のことを思いやる気持ちは何より素敵な気がします。
1月8日には美人姉妹でおなじみ、仲良しワイナリーのシャトー・ド・ランガランのコンスタンスが浜松に来てくれました。相変わらず美しく、明るく陽気な彼女と一緒の試飲やワイン会は私たちみんなを幸せにしてくれました。
が、その中にも彼女なりの優しさがあって「自分がこうしたい」だけでなく、「こうしてあげた方がもっと喜んでもらえるだろう」と、私達のことを思って行動しています。それは言葉や国の違いは全く関係ない人間性ですよね。自分の意志は大事。でも相手の意志も、相手の立場になれば大切なのだということが、わかると思います。 ランガランをはじめ友人が造るワインを飲む時、彼らが私達に喜んでもらえるよう一生懸命本物のワインを造っている、ということを想います。
「私達のワインは全て愛しんで育てた自分の子供なの」と、コンスタンスは言いました。そんな大切な子供達であるワインを私達が預かってみなさんに紹介する時、今度は飲んでくれる皆さんのことを思います。造り手さんや私達の思いが届きますようにって。
ねっおいしいでしょ!!
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