当店の店内の中央には、そこそこの広さで見せ場としてのスペースがある。毎週、毎週季節の花を活け、行事の飾りをする。
 全て自己流で あるが、季節感に敏感になり、次はどんな風にしようかと、常に頭の隅に そのスペースがある。飾りつけがお客様との会話のきっかけにもなり、欠かせないものになっている。 今週は春の芽吹きを活けた。
 固いつぼみの 山茱萸の花は濃い黄色の可憐な花びらを開き始め、黒文字は新芽を、辛夷も、ふわふわした綿のようなつぼみが開き白い花びらが現われる 。
 春らしいピンクのストックと、こでまりを添えてみた。  花器の足元には雛かざり。
日ごとに日差しが暖かく、きらめきを増してきた。寒の戻りを耐えて 本格的な春を感じるのも、もうすぐ・・。


「槐」  内山 紀美  

 

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