「ちりとてちん」? 実は落語の演目です。三味線の音色から取られた“微妙な”食材(?)「ちりとてちん」。
噺家の目から見た“食”の話題を取り上げてもらいます。

さて、どんな話が飛び出すのやら・・・

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「ボルドーワインツアー その2」

清八でございます。ごぶさたでした。

ボルドーのシャトー巡りツアーの二日目、2月27日(金)のレポートです。

朝9時からメルキュール・ボルドー・サントル・メリアデックホテルをバスで出発、今回の最初の観光ツアーです。中心部を通り、ガロンヌ川を渡って対岸へ(写真1)、ビューポイントから夜は「月の港」となる三日月形の川を確認後、長い間ワインの格付け会場となっていた、現・証券取引所広場側に戻りました。町の中心部に移動して、世界遺産登録されているサンタンドレ教会近くでバスを降りました。この教会は、ボルドー大聖堂とも呼ばれ11世紀に建築されたとのことですが、現存する大部分は15世紀のものだそうです。写真2は、出入り口ドアのタンパンです。タンパンとは、フランス語でtympan、英語でtympanumで、ドアの上のまぐさとアーチの間のスペースやその彫刻のことです。このタンパンが、その形から楽器のティンパニの語源となっていったんだそうです。写真3が、内部の天井とステンドグラスです。

写真1
写真2
写真3

そして、自由行動の散策後、ランチの時間となりました。オーナーが映画好きというレストラン「Au Cine D’antan」(写真4)まで歩いて、当日の定食は、写真5だったようですが、ガイドさんに準備していただいたのは、写真6の海老と写真7の鴨肉料理でした。ワインは、たくさん用意されていたのですが、ガイドさんにお任せの赤・白各一杯にしていただきました。

写真4
写真5
写真6

写真7
写真8
写真9

ゆっくり時間をかけての昼食後は、またバスに乗り込んで、いよいよシャトー巡りです。一箇所目は、「Chateau Haut Bailly (シャトー・オー・バイィ)写真8です。このグラーヴ格付けシャトーは32haの畑でカベルネ・ソーヴィニヨンの古樹(写真9)が継続され維持されています。今回、試飲させていただいたのは(写真10)、2001年(写真11)2002年(写真12)の二種類でした。どちらもやわらかい感触で、押し付けがましい主張もアルコールの返りも無く、たいへんおいしくいただきました。(本来は、味をみるだけで飲み込まない方が良かったのでしょうが)

それにしても、まだ一箇所目、これからどんなシャトーを訪れ、どのようなワインを試飲できるのか、楽しみで…楽しみで…楽しみで…、皆さん、ごめんなさいです。次のシャトーでまた2杯、そしてディナーで2杯というペースで飲み続けていきます。

写真10
写真11
写真12

今回、撮影できた写真がたくさんありますので、次回以降、一ヶ月に二回のペースで更新していきたいと思います。あきずに、お付き合い願います。

 

「ボルドーワインツアー その3」

清八でございます。ごぶさたでした。


写真1

写真2

写真3

写真4

写真5

写真6

ボルドーのシャトー巡りツアーの二日目、2月27日(金)の後半です。シャトーの二箇所目は、「Chateau La Rame(シャトー・ラ・ラーム)」(写真1)です。サント・デュ・モン地域にあるこのシャトーの畑は、村で一番高い場所にあり完全な南向けで樹齢は平均40年とのことでした。ここの土壌は、昔海だったころの牡蠣の地層、その下に粘土層、石灰石の層と重なっているためミネラル分を多く含んでいるようでした。写真2は、ガイドの加藤尚孝さんとオーナーのイヴ・アルマンさんです。

加藤さんは「神の雫」日本テレビ版のフランスコーディネーターで、番組の関係上、日本国内でのお仕事もされているのですが、何と、愛知県春日井市のご出身でした。3月中旬からは番組の打ち上げで帰国されていたそうです。2004年12月にはテレビ朝日の「ポカポカ地球家族」に出演されていましたので、ご興味のある方はこちらのサイトを覗いてみて下さい。

ここでの試飲は、2005年の白(写真3)と2006年の白(写真4)でした。画像からオレンジがかった黄金色がわかると思いますが、貴腐ワインです。豊熟な甘みと酸味がよく感じられました。ランチで赤・白を各一杯、一箇所目のシャトーで赤を二杯、いただいておりましたので、本当は口に含むだけで味わった方がよかったのでしょうが、ついつい飲んでしまいました。

本当に、このボルドーに来るまで、シャトー巡りは昼食付きでホテルへ帰り、夕食は自由食というプログラムでしたので、たぶん2時か3時頃にはホテル着と勝手に思い込んでいたのですが、何と、5時半でした。これからレストランを探したり、予約したり、準備したり、特にフランス語のメニューを予習する時間も無いと判断、加藤さんから紹介していただいたホテル近くのビストロ「Le Bistro du sommelier」(写真5)へ生牡蠣を食べにツアーの仲間とご一緒しました。生牡蠣はお隣のテーブルからのプレゼントも含めて5個の前菜になりました。メインはタルタルステーキ(写真6)とブーダン(豚の血入り)と付け合せのフリッリ(写真7)、そしてワインは2001年のChateau Peyrabon(写真8)にしました。デザートは写真9のチーズです。チーズの横に乗っているのはラズベリージャムでした。

写真7
写真8
写真9

明日は、いよいよサンテミリオンへの小旅行、楽しみです。

 

「ボルドーワインツアー その4

清八でございます。ごぶさたでした。

ボルドーのシャトー巡りツアーの三日目、2月28日(土)、今日はフランスでもっとも美しいといわれているサンテミリオンの見学と二箇所のシャトー巡りです。ボルドー市内のホテルから約1時間、葡萄畑を左右に小高い丘にバスが停車すると、中世の小さな建物と石畳の町に到着です(写真1)。さっそく、案内所の地図(写真2)で散策開始の自由時間なのですが、実は私達だけ村の郵便局へ直行しました。円をユーロに両替するためなのです。ボルドー市内に両替所があると思い込んで、空港ではとりあえず必要な額のみ両替しただけでしたので、不足してホテルフロントで頼んだところドルとの両替のみと断られ、ホテル前のショッピングセンターの相談コーナーでは、去年までは対応していたけど今年はダメと断られ、銀行へ行く時間はバスの出発時間でダメと、ガイドさんに相談したところ、郵便局ならできるだろうと望みを抱いての交渉でした。添乗員さんの通訳では、「ここは郵便局よ。何で両替に来たのよ」というご返事だったようです。それでも、郵便局のマニュアルに両替できると書いてあったからと再交渉してくれて、「一応、マニュアルを見てみるわね。あらっ、確かに書いてあるわ。それなら、してあげるわ」それから、手書きの書式を探してくれて手書きで作成、対応していただけたのですが、シャトー巡り以上の貴重な経験ができたと喜んでいます。

写真1
写真2
写真3

他のメンバーと合流して、モノリス(一枚岩)教会(写真3)と地下聖堂の見学です。この教会は、9世紀から15世紀にかけて岩壁を削って造られた建物でこの村の世界遺産のシンボル的存在となっています。地下水脈の変化によって侵食が続き、今では大掛かりな補強材(写真4)が入っていましたが、あと数年で撤去できるとのことでした。

写真4
写真5
写真6

さて、ここサンテミリオンでのシャトーは、「Chateau Franc Mayne(シャトー・フランク・メイヌ)」(写真5)でした。試飲させていただいたのは、「Grand Cru2002(写真6)」 「Grand Cru Classe2002(写真7)」の2本、どちらも血のような赤でアルコール高めでした。どちらもメルロー種90%カベルネ種10%の葡萄畑から作られています。写真8が葡萄畑の下の貯蔵所出入り口ですが、石灰層の上に土壌が乗っているような地層が理解できました。ランチの後、二箇所目のシャトーは「Chateau Contenac(シャトー・コンテナック)」(写真9)です。こちらの葡萄畑もメルロー種75%カベルネ種25%で見事に砂と砂礫、砂粘土でした(写真10)。今回の試飲ワインは、「Selection Madame2006」(写真11)、これも熟成され樽の香りが残る濃い赤でした。

写真7
写真8
写真9
写真10
写真11
写真12


今回の最後の写真12、シャトーの庭にぽつんと置かれていた壊れた
荷車ですが、何か存在感がありました。



 

「ディープな沖縄、その6

清八でございます。ごぶさたでした。

ボルドーのシャトー巡りツアー、実は、四日目のレポートがあるのですが、5月の連休に沖縄へ行ってきましたので、先にご紹介します。今回の新型インフルエンザの影響で沖縄への修学旅行が中止または延期となって、観光業が困っているという情報がありますので、少しでも興味を持っていただけるよう「ディープな沖縄」の再登場です。

初日の5月1日は那覇空港に着いたのが13時15分、機内でサンドイッチを食べたのですが、まだまだ余裕があったので、那覇市内で昼食にしました。国際通り裏手の「桜坂劇場」へ向かいました。浜松市中区田町のシネマイーラ・榎本社長ご推薦のこの映画館は「ナビィの恋」「ホテル・ハイビスカス」「恋しくて」の中江裕司監督がオーナーなのです。今回は映画を観る時間がなかったため、一階のカフェ「Cha−gwa(ちゃーぐわぁー)」のランチ、「ひよこ豆のスパイシーカレー(ヨーグルト付き)写真1」をいただきました。本当にスパイシーで沖縄のお昼にはぴったりでした。メニューに「手作りジンジャーエール」があったので、これもいただいたのですが、まさに、手作りでした。この劇場では、映画や沖縄文化に関するワークショップも毎月開催され、にぃに・ねぇねぇからおばぁ・おじぃまで大盛況のゾーンになっています。ランチの後は、公設市場を巡りながら、「マキノコ製作所」へ(写真2)。島ぞうりのアトリエショップなんですが、地元の人でもなかなかわかりにくい場所にありました。(写真3)

写真1
写真2
写真3

翌2日は、朝食後、いきなり糸満市西崎の「タコス屋」へ。タコスの皮が焼きあがるのが11時からということで、炊き立てのライスでタコライス(写真4)をテイクアウト、さっそくいただきました。朝一のお客ということでライスもレタスも大盛りサービスでした。今日の行き先は、南城市にある世界遺産の斎場御嶽(せいふぁうたき)です。途中、奥武島に渡り、行列のできる「中本鮮魚店」(写真5)でイカと魚ともずくのてんぷらを買い込み、車中でいただきました。沖縄では、てんぷらはおやつ感覚で食べられているのです。

写真4
写真5
写真6

さて、世界遺産です。沖縄最高の霊地とされ、王朝時代、琉球の最高神職にあった聞得大君の即位儀式が行われた土地です。三庫理(さんぐーい)と呼ばれる巨大な二枚岩をくぐり抜けると(写真6)、正面に久高島(写真7)が見えます。御嶽の中を歩き回った後、知念岬公園からクマカ島を眺め、ゴールデンウィークとは思えない静けさに癒されました。そろそろ、お昼ご飯とランチのお店を探しに里路を走っていたところ、沖縄刑務所近くのとうもろこし畑出入り口に看板が見えたので、そのまま入っていくと製糖工場が見え、「青空喫茶・八風畑」(写真8)に着きました。なんと畑の敷地内に工場と喫茶店があったのです。ここのランチメニューは、島にんじん、ゴーヤ、ニガナ、ハンダマなど島野菜たっぷりのピザ(写真9)とパスタ(写真10)でした。オープンカフェで、敷地内で飼われているヤギが歩き回り(写真11)、受付では、蚊取りマットの貸し出し(写真12)までありました。

写真7
写真8
写真9

写真10
写真11
写真12

今回は、沖縄・南部再発見の旅となりました。まだまだ、興味のあるカフェが点在していますので、機会があれば廻ってみたいと思います。団体ツアーではわからないディープな沖縄、みなさまもいかがでしょうか。

・桜坂劇場 http://www.sakura-zaka.com/
・マキノコ製作所 http://makinokoworks.ti-da.net/
・タコス屋 http://www.musu-b.com/shop637/
・中本鮮魚店 http://www.lococom.jp/article/A47/11/00/28764/545544/L/
・斎場御嶽 http://www.city.nanjo.okinawa.jp/2/1812.html
・青空喫茶・八風畑 http://www.manten-r.co.jp/



 

「ボルドーワインツアー その5

清八でございます。ごぶさたでした。

ボルドーのシャトー巡りツアーの最終レポートです。

2月28日(土)の夜は現地ガイドの加藤さん企画のディナーに参加しました。実は、昨夜のレストランでフランス語のメニューを理解できず知っている料理のみ頼んでしまったので、加藤さんに相談したところ希望者でディナーということにしてくれたのです。それもトラムに乗ってホテルから少し離れた場所にあった「La Cave de Bigoudy(写真1)」というレストランでした。お店の中に大きなオーブン(写真2)があって、葡萄の枝で肉を焼いているとのことでした。今回のお勧めメニューは、「砂肝のサラダ(写真3)、これが一人前なのですが二人で一皿にしてくれました。メインは、牛のステーキ(写真4)ですが、何と一人200グラムというボリュームでした。写真5がこの夜のワイン「Chateau Lamothe Cissac」をいただきました。

写真1
写真2
写真3

写真4
写真5
写真6

写真7
写真8
写真9

さて、翌3月1日は当然、日曜日です。ヨーロッパ、特にフランスでは日曜日は百貨店もスーパーもレストランも休みになってしまいます。この日は自由行動日だったのですが、街に出てもどこも休みなので、どうしようかと考えていたところ、この日もシャトー巡りを追加していただけました。ホテルでの朝食後、ガロンヌ川岸に移動しました。午前中だけですが、朝市が展開されているのです。魚介類のテント(写真6)、野菜のテント(写真7)、そしてアルカッション湾の牡蠣のテント(写真8)がありました。ここで、何と、朝から生牡蠣と朝ワイン(写真9)をいただきました。先にわかっていれば、ここで朝食できたのにと思ったくらいの食材がありました。

朝ワインで気持ちよくバスに乗り込んで、ボルドー市の北へ向かいました。今日はメドックの名門シャトーが綺羅星のごとく並んでいるグラン・クリュ街道です。あのシャトー・マルゴーには入れませんでしたが、写真撮影のみできました。バスの窓越しに右に左に葡萄畑と名門シャトーを見て、着いたのがメドック・サンジュリアン村の「Chateau de Lauga(シャトー・ド・ロウガ)」(写真1011)です。僅か9haの畑で生産量は3万本。このシャトーの畑を見て、古い時代の砂利の比率が高いということが理解できました。ここでの試飲ワインは二種類(写真12)だったのですが、樽のタガが金属でないことに気がついて、お父さんに質問したところ、このシャトーではタガ職人がこだわっていて、柿の木を使っているとのご回答でした。実は、この質問をされたかったようで、喜んだお父さんがもう一種類提供していただけました。(他のシャトーでは、アルミのタガでした)その後、まだ熟成途中の樽からも飲ませていただけました。葡萄品種はカベルネソーヴィニオンとメルローが50%ずつで、フィルターをかけていないため果実実がとても深く樽の香りも強かったです。

写真10
写真11
写真12

こうして、オプションのシャトー巡りを堪能してボルドー市内に戻ったのですが、ボルドー市内のレストランは営業していない事に気付き、ガイドさんと運転手さんがオープンしているレストランを探してくれたのです。しかも、シーフードレストランを。しかし、ガイドさんが交渉に行くと、もう午前中に入店・注文されたお客の料理をすべてつくってしまったので、シェフが帰ってしまったと入店を拒否されてしまいました。結局、アメリカ系のステーキハウスに入ったのですが、先ずはビール・ワインを注文、それぞれが料理を頼みました。ところが待てど暮らせど、ナイフ・フォーク以外は何も出てきません。30分程してギャルソンがワインを持ってきたのですが、テーブルに置いてくれません。理由を聞くと、ビールと一緒に出すから待って、というお答えでした。運転手が、私が手伝おうかと言った程、時間がゆったりと経過していったので、何を食べたのか、飲んだのか、わからなくなってしまったほどのレストランでした。これがフランス国内の実態だそうです。

今回のシャトー巡りツアーでは、非常に有意義な体験をさせていただきました。また、機会があれば他の地区でシャトー巡りを楽しみたいと思います。

長いレポートへのお付き合い、
おおきにでした。

 
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