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投稿日 2009年07月07日(火) 22時01分
投稿者 TK
記 事 こんばんは。こちらこそ、ご返事が遅くなりました。

確かに、カテゴライズは難しいですね。
どれくらいの大きさの枠でくくるかにもよりますし、
切り口によっても変わりますよね。

せっかく音楽の話題を振っていただいたので、ちょっと語らせてください。(笑)

“クラシック”という表現は、訳せば“古典”であって、
あくまでも、“今”を基準にものを言っているんですよね。
今で言う“クラシック”音楽がリアルタイムで作られ、
“新曲”として演奏されていた時代もあったわけですから。
でも実際に指しているのは、“昔の音楽”というわけではなくて、
音楽というものが生まれ、楽典が今の形にまとまった頃から数百年の間に作られた音楽、
ということになると思います。
同じ感じで、例えば、「古典文学」とか、「古典落語」とか、言ったりしますよね?
だから、今もてはやされている音楽が、ずっと将来になってクラシックと呼ばれるかというと、
そんなことはないわけです。

細かいことを言うと、クラシックの中にもまたジャンルがありますよね。
例えば、スタイルでいうと、交響曲、協奏曲、弦楽〇重奏、〇〇ソロ、オペラ、声楽曲等です。
それから、リズムでいうと、マーチ、ワルツ、ボレロ、ポロネーズ等です。
私的には、こちらの分け方の方が、作られた時代に関係なく表現できるので、好きです。
例えば、映画のサウンドトラックがオーケストラによる演奏だったら、交響曲なわけだし、
それにピアノが加われば、ピアノ協奏曲という感じです。
あと、オペラとミュージカルは一緒でいいのかも。
でも、そんな風にカテゴライズされてCDショップに並べられていたら、
分からなくなってしまうから、商業的には難しいでしょうね。(笑)

何だか取り留めのない話になってしまいましたが、何にしても、
カテゴライズの基準になるのは、何がベースになってるかだと思います。
例えば、ロックバンドのバックにアレンジでフルオーケストラが付いていようと、
ロックはロックだし、ロックバンドがジャズ風なアレンジで歌ったとしても、
それはあくまでも“ジャズ風”なわけで。
そして、どうしようもない時、人は新しいカテゴリーを作る・・・ジャズロック!

それはさておき、料理でも同じことが言えるんじゃないでしょうか。
例えば、ハンバーグは洋食ですけど、デミグラスソースの代わりにおろし醤油をかければ、
たちまち和風ハンバーグだし、逆に、(邪道かもしれませんが、)
餅をコンソメスープで煮て具をちょっと変えて、洋風お雑煮なんて言ったりもしますね。

自分で何を言っているのかよく分からなくなってきたので、そろそろ終わります。
私が本当に言いたかったのは、折衷(せっちゅう)というほどではないですけど、
カテゴリーにこだわらずに、その狭間にあるものも結構楽しいんじゃないかな、ということです。
どんな形だろうと、いいものはいいんです。
そうやって、人類は、新たな発見をしてはまたさらに新しいものを求め、
それらを組み合わせてはまた新たな発見をし、楽しんで来たのですね。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
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