アモンダン


 



庭に出てみた。シャトーとしてはこちら側が正面。
まずフランス式の庭園(左右対称様式)があり、花々や野菜などを植えていくらしい。

気持ちいいだろうなー!シャンパーニュなんか飲みながら・・・。

どこまで続くのか、この敷地は。

そして、振り向くと・・・。

じゃ~ん、シャトー アモンダン!!! 憧れのシャトー アモンダン!!!!!

素晴らしい!

美しい!

 

スタッフの宿舎?

中世シャトーの特徴。らせん階段の塔。

正面をどーん!

ディプロマと同じ構図。

シャトーを出て、右手に歩いていくと直ぐ崖になる。
切り立った山間にあるアモンダン村。
牛を飼い、自然と共に暮らすことがごく自然。

牛の水飲み場。

昨今、何につけ原点回帰が話題になるが、この仕事でもスローフードがいい例だ。

しかし、ここには忘れられいる全てがあると感じた。そして、確かにここに原点。

たかが、アモンダン村滞在1時間。
しかし、多くの事を感じ、思い出させてくれた。
確かに、何もないところだ。だからこそ、自然に生かされ、生きていく。
ここで、シャトー アモンダンで学ぶということは、本当の意味で、生きるということなのだろう。
全てが有り余るほどの都会では、生かされていると言う感謝、生きると言う意味が希薄に思えるほどだ。
でも、人々は何かしら感じているのだろう。だから、ブームにしても物事に原点回帰を求め自分を確認したいのだろう。
だから、私は、食を通して、アモンダンらしいクラシックなフランス料理を通じて、皆様に喜んでいただけるよう、これからも励んでゆくと心を強くした。

そして、一つの疑問が解けた。以前から何気に疑問だった事。

普通≪フランス料理≫をフランス語でCuisine Français(キュイジーヌ フランセ)と
言うが当店ではCuisine de France(キュイジーヌ ドゥ フランス)という。 ≪フランス料理≫と言う意味。どちらも同じ意味に思えていたが、こう言う事なのではと自分なりの答えが出せた。

オーナーシェフ山本は、単なる1カテゴリーの料理と言うのでなく、フランス『生きる』を伝えたいのだと。だから[de=の]だと。そう思えたとき、ひとりほくそ笑んだ。

「さぁ、帰ろう!」晴れやかにタクシーに乗り込む私に、教会(右側に)の鐘が心地よく鳴り響いた。

マネージャー
ソムリエ 小川原